4月1日(金)FXトレード売買方針
【マーケット概況】月末と期末と本邦レパトリ終わった感
31日は月末ということもあって地政学的リスク横目に動いた形でした。ユーロドルは反落。ロシア産天然ガス供給の不透明感が広まって売りが優勢。月末と1-3月期末のロンドンFIXに絡むドル売りが絡み1.1130まで持ち直しましたが上値は重く見えました。FIX後はジリ安展開。ドル円は小幅下落。クロス円の下落によりドル円も引っ張られ売りが優勢に。ロンドンFIX後のドル売り圧力が後退、ジリ安展開となりました。米株式市場はダウ続落。月末期末での利確目的の売りに押された形で、ナスダックも同様に下落。原油先物は大幅な続落。米備蓄在庫が6か月間放出されることが伝わると、供給懸念が後退し大幅な下落となりました。OPECプラスは増産を見送りましたが相場には影響せず。金先物は米長期金利の下落とウクライナ停戦協議での不透明感が増した事と、米国内でのインフレ高止まりへの警戒感から金は買われる展開でした。
【経済指標と要人発言】
【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針】 昨日は約定せず、よって3月は締め。今日はユーロ避けつつドルの買い場探しと円の売り場探しで。ドルスイスは一目雲上での張り付きから買い、ストップはタイトで。
日銀短観が出ましたが、まん防の影響もあって予想された通り鈍い結果となりました。円売り基調が継続されると思います。今日は米NFPが発表されますので、様子見相場ではないでしょうか。注文と約定ポジションは欧州時間での手仕舞いになります。19時には見通したてたいところ。またNFP後のエバンズ連銀総裁の発言内容に注意です。
【 所感 知らんけど 】 原油は大幅に売られる展開でしたが、原油に関わる地政学的リスクはUAEにも内在していることから、長期にわたって需要ひっ迫は改善されないと考えています。OPECやOPECプラス側は、コロナによるサプライチェーンを立て直さないとならないはずですが棚上げ、原油価格を高止まりさせている節もあって、今後も中長期では上値余地は残っていると考えています。 今日の米NFPでは予想通りの良い数字が出ると、5月のFOMCではパウエル議長が示唆しているように0.5%の追加利上げの可能性が高まることから、ドル買い円売りに傾くことになります。ポジティブサプライズとなるかどうか注目されます。逆に悪い数字が出ても、個人的にはドルが売られる場面はあっても、0.25%への変更は無いので直ぐ戻ると思っています。いずれにしても、発表時は大きく動きスプレッドの拡大が予想されますので、ホールドされる方はポジション管理と資金管理にはご注意ください。私はNFP前には必ず手仕舞っています。
今日も負けないトレードを!
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