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11月3日(木)FXデイトレード売買方針

【 マーケット概況 】
●FOMCは政策金利を市場予想通りに3.75-4.00%に引き上げることを決定。声明文では「将来の利上げペースを決めるにあたって、金融政策が経済活動やインフレに影響を与えるラグ(時間差)を考慮」などの文言が追加。声明文がハト派的な内容だったと受け止められ、公表後はドル売りで反応。パウエルFRB議長の会見が始まると一時145.68円まで下落する場面も見られました。ただ、その後は一転してドルの買い戻しが優勢に。FRB議長は早ければ次回会合で利上げペースを緩める可能性を示唆した一方、「最終的な金利水準は従来の想定よりも高くなった」「政策金利はまだ道半ば」「利上げ停止を考えるのは非常に時期尚早」とも述べ、利上げの継続姿勢を改めて示しました。FRB議長会見を受けて、米10年債利回りが3.96%台から4.11%台まで急上昇するなか、4時過ぎにはドル円は147.97円付近まで下値を切り上げました。
●ロンドン株式市場は前日の大きく買われた素材株中心に売りが広がり反落。フランクフルト株式市場は他の欧州株や米国株の下落を受けて反落。米国株式市場はFOMC声明文とパウエル議長発言の温度差から乱高下、最終的な政策金利水準が従来の想定よりも高くなる可能性が示唆されると、景気の冷え込みを懸念する売りが強まり、ダウ・ナスダック共に続落。
●米国債券市場はFRB議長の発言を受けて、米金融引き締め姿勢が長期化するとの思惑から債券売りに。米長期債金利は高止まりの印象。
●原油先物市場は米週間石油在庫統計で311.5万バレルの大幅取り崩しとなり買いが強まり続伸。金先物は乱高下しつつ横ばい。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

英国政策金利が発表されます。


【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】

昨日は欧州時間での約定成らず。イベント前には注文をキャンセルしました。

通貨別デイトレンドと売買方針

昨日はFOMCでのタカ派声明文とハト派であったFRB議長の発言から相場は乱高下したものの、マーケットは12月のFOMCでは利上げ緩和になると受け止めているようです。正直、経済指標が重要になるでしょうから引き続き節目の経済指標には警戒しましょう。本日は英国政策金利とBOE総裁の会見がありますがスナクノミクス発表が17日に予定されているのでサプライズにはならないような気がします。ただし、今年の英国は想定外なことが多く油断は禁物。ポンドは除外して、ユーロドルとユーロスイスの売りで。円は壊れてしまったので介入期待からレベル感でのドル円売りなのですが、先日の売り注文は継続して、日米金融政策の乖離からのドル円買いは様子見。


【ユーロドル】売り!

【ユーロドル日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

一目均衡表の雲抜けから狙おうと思いましたが、ショートカバーが入った時を考えて深めにしました。正直、ユーロドルは売り目線固定なので、成行で売ってもいいのでしょうが、下値も切り上げていることもあってショートカバーが入りやすいという印象。

【ユーロドル時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI
21EMA(黄色)・5SMA(ピンク)は日足ベース

昨日の長い上ヒゲは無視。とすれば、MAはもう少し下向きであると思います。レンジもしくはダウントレンドの中で戻り売りを狙うイメージ。最初はピボットから売りと思いましたが、今月のショート勢のストップを狩らないと下落しないようにも思えて深めの注文としました。


【ユーロスイス】浅めの売り

【ユーロスイス日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

逆張りとなりましたが、FOMCのアク抜けからユーロは売られやすいイメージなのでリスクを取ります。ユーロドルを深めにしたので、ユーロスイスは浅めにします。

【ユーロスイス時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI
21EMA(黄色)・5SMA(ピンク)は日足ベース

欧州前には約定してしまいました。エントリーはピボットから。ストップはFibo-PivotのR2ちょい上。利食いはS5としています。ニューヨークまでにS4まで付いたら手仕舞うかもしれません。


では
今日も負けないトレードを!

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