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9月14日(水)FXトレード売買方針

【 マーケット概況 】米CPIの結果・・・・
 昨日の8月米消費者物価指数(CPI)発表前では、インフレピークアウトの思惑やヘッドラインインフレ率の伸びが鈍化するとの予想から、全般ドル売りが先行。ただ、米CPIの結果が伝わると一転上昇しました。
 米労働省が発表した8月米CPIは前年同月比8.3%上昇と予想の8.1%上昇を上回り、エネルギーと食品を除くコア指数も前年比6.3%上昇と予想の6.1%上昇より強い内容だったことが明らかになりました。
 債券売りが加速され米金利の上昇とともにドル全面買いが優勢。ドル円は日通し安値141.66円から144.68まで急伸。ユーロドルは1.0187まで高値を付けたたもののパリティを割り0.9967の日通し安値を付け反落。オセアニア通貨は軟調。ユーロ円は方向感が出ない中、NYで反落。
 欧州株式市場はロンドン・フランクフルト共に反落。ニューヨーク株式市場はダウ・ナスダック共に年初来の最大下落となり大幅反落。米国債券相場はFRBの更なる利上げと金融引き締め長期化懸念から債券売りが強まりました。
 原油先物はドル高から売りが優勢となり反落。金先物は米長期金利大幅上昇とドル高から売りが優勢となり反落。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標とイベント・要人発言

中露首脳会談が予定されており動向に注目。


【昨日の結果と本日の売買方針 】

 昨日は、欧州時間でのユーロ円は約定せず。目論見は良かったのですが、指値が甘く、単純に安いところで買いたい欲求が先で、確実な指値という視点を忘れていました。反省!

 本日は英国の経済指標が目白押しの中、その堅調予想も重きを置きながら、昨日の米CPIの結果を受けて考えると、ポンドは一時的にボラが高まると想定。米ドルは堅調、円は軟調なことからドル円の買いと考えたいのですが、心理的節目でもある145円のノックアウトOPが絡み、簡単にはブレイクしないと思います。となるとドル円の145円が目の前なので調整的な円買いが入る可能性もあって、押し目買いは難しい。ですがやはり、日米金融政策の乖離からドル円の買いしかないのですが、そこで考えたのがOP絡みの145円のちょい上から逆指値買い。

【ドル円日足】フィボナッチ


【ドル円時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI


 東京時間では政府日銀の動きも多少牽制されることから円が少し買われるかもしれませんが調整程度でしょう。やはり、欧州からNYにかけては円は売られドルが買われるか、もしくは時間調整になるかの二択。米短期勢のポジション調整と仕掛けも気になりますが、145円抜けの買い注文には妙味があります。

 ウクライナ戦争の動向では、本日、中露首脳会談も予定されており、ロシア劣勢の中、中国との対談内容に注目が集まります。
 中国からの直接軍事支援は無いと思いますが、北朝鮮からの小規模な派兵は外貨獲得する見方から、もしかしたらあるかもしれません。
また、アゼルバイジャンとアルメニアに軍事衝突が発生しています。激戦は続いており死者が多数出ている模様。米国・ロシアは自制を求めているもののロシア劣勢による偶発的な事件だと思います。今後の動向に注視。

今日も負けないトレードを!



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