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10月6日(木)FXデイトレード売買方針

【 マーケット概況 】
 気になるユーロドル、欧州勢参入直後は一時0.9995ドルまで値を上げたものの、前日の高値0.9999ドルや1ユーロ=1ドルのパリティ(等価)手前では買いの勢いが後退。欧州株相場の下落を背景にリスク・オフのドル買いの影響も受けました。NYに入り、9月米ISM非製造業指数が56.7と予想の56.0を上回ったことで、米長期金利の上昇と共にドル買いが活発化。23時30分前に一時0.9835ドルと日通し安値を更新。この日は全般ドル買いが優勢。ユーロドル反落、ドル円反発、ポンドドル反落、ユーロ円反落。
 欧州株式市場はロンドン・フランクフルト共に3日間の大幅高による利益確定売りが出て反落。米国株式市場は2日間の大幅上昇から利益確定売りが優勢となりダウ・ナスダックともに反落。
 米国債券相場では欧州債相場が下落した流れを引き継いで米債にも売りが先行。9月米ISM非製造業指数が予想を上回ったことが分かると債券売りが強まり反落、米長期債利回りは上昇。
 原油先物は石油輸出国機構(OPEC)加盟国や他の主要産油国による枠組みOPECプラスが「日量200万バレル減産検討」との、昨日話題になり始めたニュースに関して「合意」の続報が入り底堅く推移し続伸。金先物はドル買いと米長期債利回り上昇を受けて反落。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

 ECB理事会議事録要旨とイベントでの要人発言には注意。特にFRB高官では議決権を持つメスター・ウォラー・クックの3名の連銀総裁発言もありサプライズに警戒。


【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】

 昨日のユーロドルはストップで-43pipsとなりました。ドル高に陰りが出たという想定でしたが、気持ちの悪さには違いなく、仮に反転している過程であっても方針は変えない方が良かったという事でしょうね。反省。

 今日はユーロ売り目線。原油高の傾向は季節的要因もあり需要が高まる中、インフレ要因の一つになっているのでドル買いと言うよりはユーロ売り。ドル円は米系短期投機筋の動きが中心と思われ、日米金融政策の乖離と本邦介入ラインの狭間で動くとみて円売り。

通貨別デイトレンドと売買方針


【ユーロドル】ボラが高い

【ユーロドル日足】一目均衡表・21EMA(黄色)・ATR(14)

一目均衡表の転換線と基準線の上での推移。ATRは高まっています。オシレーター系ではダイバージェンスが発生しているのがちょっと気になります。

【ユーロドル時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI

パリティを2回試す動きは抵抗が強く戻された感。欧州時間で再度パリティに向けて挑戦するかもしれませんが、ドイツの経済指標は予想では弱く、可能性は低いかもしれません。火曜日のロング勢のストップを昨日に狩った印象もあって上がりやすいのかもしれません。見方を変えると短期筋の利益確定の動きからの、調整出遅れの狼狽売りにも見えなくはない。ただし、その下にもストップは入っているだろうし、買い注文も多いと思います。先週金曜日と今週の月曜日は期末を挟んでいるとはいえ、調整局面だったと思いたいので、ユーロ売りで考えています。
 エントリーはFibo-PivotのR1としてストップはR3のちょい上のパリティ越えあたり、利食いはS3付近で。

【ドル円】FRBと政府日銀の攻防戦継続

【ドル円日足】一目均衡表・21EMA(黄色)

 21EMA(黄色)が上向きのままローソク足に近づく中で、一目均衡表の転換線に支えられているような見え方。ファンダメンタルでも日米金融政策の違いからドルが買われやすく円は売られやすいことには間違いがありません。このことから米系短期筋がどのように仕掛けるのかに注目。介入を誘引させて、底値から買い下がるイメージです。今回の介入はおよそ3兆円。日本の外貨準備高が180兆円なので、米系投機筋は底に狙いをつけると思います。まだまだ仕掛ければ介入するだろうと考えていると思います。その介入ラインを145から146の間にあるのは間違いないので、そこまで仕掛けてくると想定。145円から上はカラータイマーがピコーンピコーン鳴り始めると思っていいでしょう。
 その場合の狙い目は、個人トレーダーの場合、底から天井まで狙うのではなく、その動きに合わせて一部を取るようにすれば十分だと思っています。つまり安いところは買って144円後半で売るという取引。このことから今日の注文を決めました。

【ドル円時間足】Fibo-Pivot・ストキャスティクス・マックD・RCI

エントリーは5SMA(ピンク線)周辺の144.250から、ストップは浅めの144ジャスト。利食いは144.850(昨日の高値)としました。もし、ストップになった場合は、143.850あたりで買い下がろうと思います。その下は143.500でも買い下がる予定です。ここからの介入はないと思いますが、140のミドルまで下落すると持ちこたえならないので143.500から下は様子見。
 いずれにしても円売りには変わらずで、安ければ買う!の方針。


では
今日こそ
負けないトレードを!

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