5月11日(水)FXトレード売買方針
【マーケット概況】
欧州時間でドイツ長期金利が大幅に低下したことを受けてユーロが売られる展開。また要人発言もありユーロ売りドル買いが強まりました。ドル円は130の節目を割り込むも底堅く、ユーロやオセアニアでのドル買いが進みドル円は反発しています。
米株式市場ではダウは売り買いが交錯する中で続落し、ナスダックは直近安値更新から買い戻しが入り反発しました。
原油先物は中国のロックダウンの影響から需要低下と景気後退懸念が根強く続落。金先物はドル高による割高感により売りが強く続落しました。
【 主な経済指標 】
ほかにも要人発言が多く要注意。注目の米CPIが本日公表されます。
【 昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日はドル円が約定していますがオーバーナイトしています。なので収支ありません。
本日はドル買い継続。米CPIの数字がサプライズになる可能性が大きいので、マーケットは様子見相場ではないでしょうか。浅めからの注文で欧州時間までには約定し、NY前には手仕舞いたいと考えています。
資源国通貨については中国のロックダウン長期化に伴い景気減速が懸念され売り目線。ドルカナダの押し目買いとオージードルの戻り売り。
※ユーロスイスは買われ過ぎに見え、TDシーケンシャルも8をカウントしており、直近高値上でストップを入れて戻り売りを考えていますが、欧州まで様子見。
ウクライナ戦争は新たな展開を迎えているような気がします。プーチン大統領の発言は政治的に死んでいると思わざるをえない消極的なものでした。ロシア軍の地上兵力は10万人を維持しているものの、西側の武器供与でウクライナ軍がロシア軍を押し返す展開になっています。これで化学兵器もしくは戦術核使用が現実味を帯びてきています。地政学的リスクはマーケットもロシア劣勢を織り込んでいると感じていますが、まだまだ先行き不透明です。停戦協議と化学兵器・戦術核使用というシナリオのうち可能性の高い後者になった場合はマーケットも大きく反応する可能性が高く、特にユーロの売りが強くなります。セル・ザ・ファクトで。
今日も負けないトレードを!
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