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4月13日(水)FXトレード売買方針

【マーケット概況】米CPI                                           3月米消費者物価指数は前年比で高い数字を示しましたが、ほぼ予想通りだったので過度なインフレ懸念は後退。米長期金利が低下するとドル売りが先行しました。しかし、その後のマーケットではFRBが金融引き締めを積極的に進める状況に変わりはないとの憶測が広がりドルは買い戻された形に。また、露プーチン大統領の戦争強硬発言により先行き不透明感が強まり、クロスユーロが強く売られました。米株式市場では米長期金利が低下し高PER株に買いが出たものの、FRBの金融引き締めには変化なしとの見方が広がり、ダウ・ナスダックともに続落しました。原油先物はOPEC会合で「ロシア供給の減少規模を補うのはほぼ不可能」と示したことで、供給量ひっ迫が懸念され高騰。心理的節目である100ドルを超え101ドル前半まで上げました。金先物はCPIの40年ぶりの伸び率からインフレヘッジの資産として買いが先行。米長期金利が低下したことと地政学的リスクの高まりからも買いが強まり続伸しています。


【経済指標】ニュージーランドとカナダの政策金利 

RBNZ政策金利は予想から大きく乖離して1.5%になりました。今晩のカナダ銀行の政策金利にも注目。


【昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日の注文は欧州時間で約定せず米CPI前に全て取り消し。
本日はドル買いから。

●豪ドルとカナダドル

原油CFD日足チャート

原油先物は一目均衡表の雲の中にあり、遅行線がローソクを抜けて下側を推移しています。原油高から当面は21日EMAを抜けるか注目ですが、中国のロックダウン解除がまだ先だと思われ需要低下、ここは一旦調整局面だと想定。よってオージー、カナダドルは様子見とします。本日の指標でカナダの政策金利が発表されるので注目。

●ドル円  

ドル円時間足

 ドル円は押し目買いですが125.88の節目が意識されるので上値が限定され、結果として買い場探しが重要となります。

●ユーロスイス
ユーロスイスはスイス中銀の介入を想定していますが、ではどこまでスイスが買われてもいいのか?それは間違いなくパリティでしょう。そこでパリティまでの想定としてデイレベルで考えてみました。

ユーロスイス時間足

緑の水平線がありますが、ここ直近でのサポートと見られる節です。ここから直近高値までフィボナッチを入れてみました。

ユーロスイス時間足フィボナッチ

これを見るとフィボナッチの161.8がフィボナッチ・ピボットの-61.8とほぼ重なり、本日の利食い目標が見えてきます。エントリーは緑の1.01210で。ストップはフィボピボの+38.2である1.01401の上で1.01420としました。

ユーロスイス週足

ユーロスイスの週足を見れば、パリティでサポートされているのがわかりますが、さすがに地政学的リスクもあって、パリティを押し目買いとするのは遠慮します。落ちるナイフは握れません。数日は様子見でしょう。

        

ということで本日の売買方針は以下の通りです。



本日も負けないトレードを!




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