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3月30日(水)FXトレード売買方針

【マーケット概況】ユーロ買いドル売り                               ウクライナ戦争の停戦協議がトルコで行われました。両国の協議に進展があったとの報道を受けて、投資家リスクが低下、米長期債利回りが2.39%まで低下。これによりユーロ買いドル売り展開に。は足元の円安調整も入り、日銀総裁の円安容認の中で追い打ちをかけるように無期限の指値オペを通知されたことでドル円は下落しましたが、前日の安値と122円がサポート意識されて反発するも上値は限定的でした。欧州株式市場はロンドン・フランクフルトともに上昇、米国株式市場もダウ・ナスダックともに続伸。原油先物は停戦協議進展から供給懸念が後退するとの期待感から売りが進み、節目である100ドル割れも見られました。金先物は有事の安全資産としての見方が薄れ、売りが強まりました。 


【経済指標】要人発言には注意                                   

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中央銀行高官の発言があります。ラガルド総裁のサプライズ発言には注意。


【昨日の結果と本日の売買方針】ユーロ買い→ドル売りから               昨日のユーロドル売りはストップ。-17pipsでした。

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ドル円については2日間で大きく往って来いとなりました。レパトリ警戒してクロス円は除外。ユーロ買いドル売りから入りたいと考えています。ユーロは買い目線でドルが売り目線はドルインデックスの売りとなりクロスドルの売りとなるのでポンドドルも買いとしました。                 米長期金利は依然高止まりに見えますが、直近では下げているためその動向には注視しています。リスクオンからの動きとなるか・・・

ユーロ・ポンド>ドル>円 というイメージ。


【所感】ウクライナ戦争の重大局面とマーケットは織り込みつつある。

ウクライナ戦争の停戦協議にマーケットの期待感が増しているようですが、ロシア軍の後退はプーチンの政治的な死を意味するので、合意しないという見方をしています。ミンスク合意も批准されない経緯もあり、ロシア側が妥協しない限り終わりはないと考えます。                個人的なプランBは停戦ではなくて時限的な休戦。双方の軍事行動を一旦止めるということですが、あくまでも休戦目的は人道的な救済を前提にしているので、市民の非難が終わるまでの時限的なもの。しかし休戦を担保するものとして国連軍を監視団をとして介入させるのを認めるようウクライナは以前から主張していますが、それにはロシアは納得しないと思います。ウクライナ東部地域の雪解けが進み、戦闘車両の進軍が停滞するのは必至なので、もしかすると窮地に立っているロシアの歩み寄りもあるのかもしれないと期待するところ。                           マーケットの期待感は楽観的なものではないと思いますが、私には売られ過ぎのユーロが反発したがって、小さな事象でも反応しているように見えます。ユーロの動きには引き続き警戒しています。  

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