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2023/11 マスター1達成【封神鏡採用エクソシスター】のすゝめ

はじめまして。この記事ではMD(マスターデュエル)における「封神鏡」という20年前の魔法カードを採用したエクソシスターについて解説させていただきます。


自分語り

まず私は2023年の6月からMDのランクマッチでエクソシスターを使用しており、6か月すべてマスター1まで登頂しております。

(7月は残っていませんでしたが確か6月とほぼ同じだったはず…)

私はエクソシスターが大好きです。しかし遊戯王にはエクソシスターよりもはるかに強いデッキは多く存在します。(ここでの「強い」とは安定性、誘発受け、展開の最大値、妥協展開の質の高さを総合した能力値を指します。)

ここまでの6か月でも構築が結構変動しているのがわかると思います。
上でも書きましたが私はエクソシスターが大好きなので他のデッキに勝てるよう、環境を考察して日々改良することを心掛けています

シスターの苦手なカードたち

※私は今から「自分が先行の場合」の話をします。

エクソシスターにはかなりきついカード、顔も見たくないカードが多数存在します。
例えば「クシャトリラ・フェンリル

紙だと出禁


このカードは皆さまご存じのパワーカードです。彼は出張性能がかなり高く、このカードにミカエリスやリタニアの除去を使用してしまうとメインの動きを妨害しきれない、最悪素通ししてしまうことになりかねません。
でも除去しなきゃ後続は呼ぶわ殴ってくるわ除去飛ばしてくるわでめちゃくちゃにされるので普通に終わってます。


次に各「壊獣

後手デッキが成り立っている理由の1つ


こちらも普通に犯罪です。
エクソシスターの基本的に目指す盤面はマニフィカ+リタニアだと思います。なんとガメシエル1枚で盤面0妨害に早変わり。終わりです。


次に「原始生命態ニビル

不意打ちの悪魔

上記2枚とは違い、こちらのターンに飛んでくるタイプの化け物です。
基本的には「星4×2でカスピテル→サーチしたマルファ効果でマルファとエリスが着地」のタイミングでSS5回なので相手の手札で彼が光りだします。さっきまで大人しかったのにこのタイミングで相手が赤くなったら十中八九彼います。もう助かりません。


他にも嫌なカードはたくさんありますが全部挙げるとキリがないのでこれくらいに。
しかしこのカードがあるからこのテーマはだめだね、弱い弱いと投げるのはいささか判断が早すぎます。と、長々語りましたがここでついに「あのカード」の登場です。


20年前から来た「あのカード」

まず、大前提としてエクソシスターは「手札誘発もしくは汎用罠」で戦うデッキです。
スキドレ御前センサー等の永続罠や真竜皇VFD、崇高なる宣告者とは違い「いつ」「誰に」「何を」投げるかを知っておく必要がある、ややコントロール型のデッキと言っても過言ではないでしょう。

そこで目を付けたのは「ピーピング(手札を見る行為)」です。

カードゲーム全般において「情報」は一番の武器といってもさほど間違ってはいないでしょう。どんなに上手いプレイヤーでも未知のカードはケアできませんから。そこで「封神鏡」の登場です。

八汰ロック時代のプレイヤーはご存じかも

このカードは現代の遊戯王の使用可能カードの中で唯一「ノーコストで」「1アクション目に」「ピーピングできる」カードです。

似た効果に「三戦の才」「紅蓮の指名者」があります。
しかし三戦の才は「ピーピングした上にハンデスできる」が「自分メインフェイスに相手がモンスター効果を発動している」という条件付き、紅蓮の指名者もハンデス付きではあるが「罠カードかつライフコスト」と封神鏡とは少し勝手が異なります。


実用例

まずはクシャトリラ対面。
ユニコーンSS、サーチ効果起動に対してうららを打ちますか?止めたとてパーピヤス、バース素引きで貫通されてしまいます。止めなかったら足りない方サーチで展開素通しです。しかし相手の手札状況が分かっていれば止め所は一目でわかりますよね。しかもスタンバイGの裏目もしっかりケアできます。

次に懐獣。
気持ちよく展開したら懐獣で0妨害に。しかしもし懐獣を持っていることを事前に知っていたら?そう、ミカエリスのサーチ先をリタニアではなくバディスにすることで0妨害化を回避することができます。でもこれは「0点になってしまうところを30点に留めている」に過ぎないのでこの場合は紅蓮の指名者の方がいい点でもあります。

そしてニビル。
こちらも気持ちよく展開したらニビル降ってきて更地に、なんてことありますよね。しかしもしニビルを持っていることを事前に知っていたら?そう、ミカエリス+リタニアで止まればいいのです。これなら3着地、実質1ハンデスです。こちらも0点を30点に理論ですが0点よりは無限に強いです。ニビルに対しては紅蓮の指名者では対応できないので封神鏡の方が強いポイントです。

他にもドロールがあった場合はパークスを後に取っておくとドロールチェーンパークスでもう一枚多くサーチできたり、超融合があった場合は盤面1体で番を返す、三戦の才、号があった場合はモンスター効果を使わない等のプレイングもできます。また、明らかな後手デッキ(御巫、サイバードラゴン、懐獣カグヤ等)の場合は何もせずターンを返してしまってもいいでしょう。


最後に

この記事を通して私が伝えたいことは「試してみてほしい」ということです。
MDはランキングデュエルやCSとは異なり交通費が発生せず、1試合のカロリーが低いです。そして何より「封神鏡はNなので実質無料!!!」ということ。そういえばなんか語ってる人いたな、使ってみるか。くらいのノリでできます。しかも今なら幸魂、天岩戸がちょいちょいいるのでここまで全く触れてこなかったおまけ(?)のハンデスもできるかもしれません。

と、ここまで古代の魔法カードについて語ってきましたが私がエクソシスターで運用しているだけでもちろん他の初動が多い、スロットに余裕のあるデッキでも採用することは可能です。封神鏡採用サイバースとかかなり嫌。

皆様も封神鏡、使ってみてはいかがでしょうか。

駄文長文失礼いたしました。ぜひフォロー、RT、RPしていただけると幸いでございます。ではまたどこかで。

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