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鷗外とその家族

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2022年にスタートしたチャレンジ企画。鷗外長女・森茉莉の著書を出発点に、鷗外とその家族の姿に迫るシリーズ。 3年目に突入した本年は、茉莉がパリに滞在した1920年頃の文化や社会…
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#森茉莉

「鷗外とその家族」シリーズについて(2024)

「鷗外とその家族」は、鷗外の長女・森茉莉のエッセイが好きで、家族に書かれたものが面白かっ…

aoi minakami
6か月前
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茉莉とオリンピック

パリオリンピックが近づき、メディアも色々と騒がしくなりはじめた。オリンピックの直前になる…

aoi minakami
3か月前
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鷗外とその家族⑥ 怒りと静けさの筆致の間で 作家の顔を持つ鷗外妻・志け

 森鷗外の二番目の妻、志けは気性が激しく、鷗外が夫婦のやりとりをモデルにした短編小説「半…

aoi minakami
3か月前
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ダイアナと鷗外の妻: 愛を求めた女たち

結婚当初より夫に女がいたダイアナと志け 少し前にNHKでダイアナ元妃のドキュメンタリーをや…

aoi minakami
11か月前
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「鷗外とその家族」について(2023)

二年目に突入した「鷗外とその家族」の紹介と今年の抱負 *** 子供の頃「天才バカボン」の再放…

aoi minakami
1年前
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鷗外とその家族⑤ 珠樹と茉莉とパリ

珠樹と茉莉。二つの名前を並べてみると、うっとりするような美しさである。 茉莉とは父・鷗外…

aoi minakami
1年前
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「鷗外とその家族」 参考図書、資料

「鷗外とその家族」の参考図書、資料のリスト。 2022年シリーズ開始以前に読んだ、茉莉の作品ははぶいています。 また、鷗外の作品(小説、翻訳、批評)も原則はぶいています。 2023年書籍 ぼやきと怒りのマリア ある編集者への手紙 (森茉莉、小島千加子編、筑摩書房) 作家の風景 (小島千加子、毎日新聞社) 黄金の針 (室生犀星、中央公論社) 劇的な人生こそ真実 私が逢った昭和の異才たち (萩原朔美、新潮社) 贅沢貧乏のマリア (群ようこ、角川文庫) 「少女」と「老

森茉莉(鷗外長女)も評した映画【モンパルナスの灯】

「ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭」で、森茉莉(作家、鷗外の長女)が「モジリアニの…

aoi minakami
1年前
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鷗外と漬物

森茉莉のエッセイによると、父・森鷗外は津和野(島根県)の藩医の家系、母方の祖父・荒木博臣…

aoi minakami
1年前
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団子坂巡り(鷗外記念館を目指して)

根津の駅から千駄木へ続く坂道(不忍通り)をぼちぼちと上がり始めたが、車が多くせわしい割に…

aoi minakami
2年前
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