「薔薇王の葬列」と松岡版シェークスピア
アニメ化もされた菅野文さんのマンガ「薔薇王の葬列」はシェークスピアの「ヘンリー六世」と「リチャード三世」を下敷きに描かれるダークファンタジーで、私は同著がきっかけとなりシェークスピア史劇に触れた。
この記事ではマンガ「薔薇王の葬列」と松岡和子さんの訳によるシェークスピア作品との間を行ったり来たりしながら、両者(菅野さん、松岡さん)による作品の魅力やその仕事ぶりを紹介したい。
■「薔薇王の葬列」とシャークスピア史劇
ネットの無料配信期間に、偶然「薔薇王の葬列」を知って読み