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錬金術的構造をゲームで例えると

ワンネスについてでも、お話しましたが。錬金術的構造で考えると、世界(宇宙)は大まかに3つに分けられると考えています。

その1、私達が生きている現実、分離と摩擦がある三次元。

その2、その三次元を支える、全ては自分であるというワンネス。

(これらはコインの裏表のようなもので、支え合うことで存在し得るものです)

その3、(本来は数えることはできませんが)このコインを生み出す。自分すら含み無効化したワンネス(自分すら含まれ無効化されているので本来は不可知のもの)の3つということですね。

とは言っても、非常に分かりにくい(笑)なので、よくある方法ではありますが、今日はこれらの構造をゲームに例えてみようと思います。

その1、私達の生きている現実、分離と摩擦のある三次元・・・ゲームのキャラクターから見た世界。

このゲームは産まれたと同時にスタートする、一人一人違うゲームです。しかし、キャラクターという自分から見たら、とてもゲームとは思えないほど臨場感があるのは共通しています。

どんなゲームか?の解説も何もありませんし、そもそもゲームだと思えないくらい精巧に出来ていますから、キャラクターとして自分自身で様々な試行錯誤をすることでゲームを進めていくしかありません。

時にはゲーム内で様々な障害にぶつかり摩擦を生み、苦しいこともあるでしょう。しかし、ゲーム内で試行錯誤していくことは、ゲームのキャラクターの経験値を確実にあげていくでしょう。

稀に、ゲームの本筋とは全く関係のないことをやり続けて、なかなかゲームが進まないままの方もいるようですが、その場合もゲーム内には様々なヒントが隠されています。自分の感情や自分の周囲などをしっかりと見て、チャレンジしていきましょう。

その2、三次元を支える、全ては自分であるというワンネス・・・ゲームのプレイヤーから見た世界。

キャラクターとして見ている世界と違って、自分の周りのものを同じゲームの一員として見ることが出来るようになります。なのでキャラクターの視点では、敵に見えたものですら、ゲームで遊ぶプレイヤーの視点に立つことが出来ると「同じゲーム内のもの」として見えるようになっていきます。

ゲーム内のキャラクターである自分を動かすという位置のため、ゲームの全体像を掴みやすくなります。またプレイヤーとして見ると臨場感が薄まり、不安や恐怖が少なくなりやすいです。(その分、喜びも薄れやすいです)

スピリチュアルを好む多くの人が、このプレイヤー視点になりたいと考えることが多いようですが、プレイヤーの視点に立ったとしてもゲームが上手いかどうか?は別問題です。また、ゲームをやり続けなければ、プレイヤーではいられないので、ゲームから抜け出すことが出来る!と考えてしまうのは少々早とちりと言えます。

現実の世界において、プレイヤー視点になどなっていなさそうなのに、上手くいっている人というのは、試行錯誤を重ねキャラクターとしての経験値が高い場合が多いです。

その3、自分すら含み無効化するワンネス・・・ゲームのプログラマーの世界

このプログラマーの世界は、キャラクターもプレイヤーも知り得ません。全くもって不可知です。プログラミング次第ではどんなゲームも作り出せるでしょうが、一個人のプレイヤーからのゲームの注文などは届きません。ましてやゲームのキャラクターが、アレコレとゲームの注文などは出来ません。

よくスピリチュアルにおいて、全てはあなた(自分)が望んだからこうなりました。というお話がありますがー。このプログラマーの領域については自分(キャラクター及びプレイヤー)の望みとは、ほとんど無関係です。

「いやいや!産まれる前に望んだのだ!」という説もあったりしますがー。その場合、産まれる前ですから、そもそも自分(キャラクター及びプレイヤー)ですらないのではないでしょうか。

まぁ「自分」が生み出される前のプログラミングのことを自分と呼んでいる。という意味合いなのだとしたら、それも正解なんだと思いますが。産まれた後のキャラクターとしての自分が、納得できるかどうかは、また別のお話だったりもします(笑)皆様、ゲームの設定については、あまり思い悩みませんように。

因みに、プログラマーはプレイヤーの意見もキャラクターの意見も聞きませんが、これはそんなにガッカリする必要はありません。

そもそも、キャラクターはゲームがうまく進めば嬉しくなるようにプログラミングされていますし。プレイヤーはゲーム自体を楽しんでるわけですから。思い通りにならないことはそう大きな問題ではないのです。(簡単には、思い通りにならないからこその、ゲームとも言えますしね)

というわけで、錬金術においては、キャラクターとしての自分を知ること。試行錯誤しつつキャラクターの経験値をあげること。抽象度を上げることでプレイヤー視点へと向かうこと。自分の世界(ゲーム)を観察することでゲームの概要を掴むこと。なんかを意識していくと良いんじゃないかと思います。

私の錬金術(魔術)探究は、この辺りのことを重点的にやっています。このnoteもその一環ですね。やること沢山ありますが、それがまた面白いという感じですね。


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