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クリスマスと色の話

この記事はペパボアドベントカレンダー8日目の記事です🎄

クリスマスカラーといえば緑と赤!🎄🎅🎁
って印象が強いですよね💡😉

ところで、ポインセチアが色覚特性の人にどう見えてるかというと👇

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赤と緑の区別が少しむずかしいですね😇

というわけで、デザインにおける色弱者へのやさしい配慮『カラーユニバーサルデザイン』について書いていきます✏️

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🌟色覚特性とは
色は、光の三原色といわれる『赤・緑・青』でできています。
色の感じ方には個人差がありますが、色を識別する錐体細胞が人と違っていたり、遺伝子のタイプや目の疾患によって色の見え方が多数派の人と違っている状態のことを言います👀🔍

色覚特性は目の特性のひとつで、かつては色弱、色盲と呼ばれることもありました。
日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人が赤緑色覚の違うタイプだと言われています👫(けっこう多い!)

🌟カラーユニバーサルデザイン(CUD)とは
色の見え方が一般と異なる人にも情報がきちんと伝わるよう、色使いに配慮したデザインのこと。(先天的な色覚特性、白内障、緑内障など)
カラーバリアフリーとも。
CUDとは、やさしさのことだったんですね。
🔗 NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構 (CUDO/クドー)

🔗 Wikipedia

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色について詳しくなったところで✋😉
デザイナーの記事らしく
デザインに役立つ便利ツール
を調べました🎁
どう見えているか、見づらくないかを確認して、
すべての人に伝わるデザインを届けましょう🤶

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🌟Macintosh
- Sim Daltonism
AppStoreからインストールできます

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🌟画像編集系ソフト
- Adobe Photoshop
表示 > 校正設定 から「P型(1型)色覚」「D型(2型)色覚」を選択

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- Adobe Illustrator
Photoshopと同じで 表示 > 校正設定 から
「P型(1型)色覚」「D型(2型)色覚」を選択できます

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🌟Android
- 開発者向けオプション
 Android 5.0 以降には標準でシミュレーター機能が搭載されています。
 [設定] > [ユーザー補助] > [色補正]
 色補正モードを変更するには、[補正モード] から「第二色弱(赤緑)」「第一色弱(赤緑)」「第三色弱(青黄)」を選択することができます。

- Colorblind Vision (アプリ)
カメラのフィルタを通して、見え方を確認できます。

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🌟iOS
私はAndroidユーザーなので、iOS用は検索してヒットしたものを紹介します。(ダウンロードは自己責任でお願いします)

- 色のシミュレータ
内蔵カメラから得た動画像や保存された写真画像をリアルタイムに変換し、それぞれの色覚タイプでの見え方をシミュレーションできるそうです。

- 色のめがね
カメラのフィルタを通して、見え方を確認できるアプリとのことです。

- 色彩ヘルパー
iPhoneのカメラで対象物を移すことで、それが「何色」なのかを表示してくれるアプリとのことです。

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🌟 クリスマスは何色に見えるのか
元画像 / P型(1型)色覚での見え方 を並べてみました。
青い色とゴールドがとてもきれいに見えます❄️

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余談ですが、カナダではクリスマス(25日)といえば家族と過ごす日でした。
そして12月26日はプレゼントボックスを開ける"Boxing day"!! ✨😍✨
日本とは違った文化ですよね😊💗

それではみなさまMerry Christmas🌟🎄

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