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7. 内定

お疲れ様です。
今回は最終面接後から内定までの流れについて書きます。
昨年末から始まった本連載も最後の記事となりました。

質問・要望等はコメント欄Twitterの質問箱にお願いします。

7.1 内定までの流れ

私が経験したのは以下のような流れでした。
もちろん、企業によって異なると思いますので、企業からの指示に従ってください。

最終面接

企業側から内々定*1の連絡

面談

内々定受諾・辞退の連絡

内定通知

それでは各ステップを一つずつ見ていきましょう。

7.2 内々定の連絡

最終面接後、採用であれば、内々定の連絡がきます。
最終面接の時点で「採用です。」と言われることもあれば、「結果は1週間以内に通知します。」と言われることもあります。

「結果は1週間以内に通知します。」と言われながら、最終面接の数時間後に連絡がきたことがあるので、最終面接まで進んだ就活生が採用予定人数以上いる場合には、採用したい順番に連絡をすることもあると思われます*2。
そのため、期間内であればいつでも通知がくる可能性がありますので、面接直後でも電話を受けられるようにしておきましょう。

7.3 面談

内々定が通知された後、内々定を受諾するか否かを決定するための面談を実施してもらえることがあります。
これは、入社に関しての疑問解消他社との比較を目的としており、どの企業の内々定を受諾するかを決めるために極めて重要な機会です。

この面談では、会社概要や労働条件の説明がなされ、初任給や昇給のスピードなどの具体的な話を聞くことができます。
既に面接は終わっており、自分が入社する企業を見極める最後の機会ですので、気になることは遠慮なく何でも聞くべきだと思います。

7.4 内々定受諾・辞退の連絡

内々定を受諾する企業が決まったら、内々定を受諾・辞退する旨の連絡をすることになります。

私は、内々定辞退の連絡をする際にはとても緊張しましたが、向こうも慣れているようで、非常に優しく了承していただきました。

具体的な内々定辞退の方法は就活サイトなどに書いてあるのでそれらを参照するのが良いと思いますが、少なくとも最終面接まで進めてもらったことに対するお礼は言うべきなのかなと思います。

7.5 内定通知

内々定受諾後は、書面などによって正式な内定通知が出されることになると思います。
これ以降の手続は、採用担当者の指示に従って行うだけですので、特に難しいことはありません

私は、内定通知を受け取ってはじめて働く実感が湧きました。

7.6 今回の情報の確認方法

今回の情報は、最終面接が終わってから説明を受ける内容です。
ただ、最終面接前に把握しておくべき情報ではないので、「こういう流れなのかもしれない」と思うだけで十分だと思います。

7.7 二回試験に落ちたら内定取消し?(おまけ)

法律事務所では、二回試験に落ちた場合には、内定が取消しになったり、取消しにはならなくとも働き始めるのが1年後になったりするようです*3。
しかし、インハウスは、二回試験に落ちても内定が取り消されることはないようです(そういう企業があったらごめんなさい)。

法律事務所とは異なり、インハウスの仕事は必ずしも弁護士資格がなければできないものではないため、このような差が生じているのでしょう。


*1 なお、この時点で「内定」という言葉を用いている企業もありましたが、合格の連絡→面談→受諾の連絡→正式な内定通知という流れは同じだと思います。
*2 このような取り扱いは最終面接だけでなくそれ以前の面接でもあると思われます。結果通知期限ギリギリで不合格通知がきたこともありますが、これは結果通知期間の最初のうちに優先順位の高い就活生に連絡し、期間内に内定を受諾してもらえる就活生をある程度確保した上で、残りの就活生には不合格を通知したものと思われます。


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