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【ルーンテラ】基本的な試合の流れはこれでバッチリ!初心者向けのルーンテラ基礎講座

どうもハリーです。今回はルーンテラ(LoR)の試合はどんな流れで進むのかを、初心者の方向けに基礎からじっくり解説していきたいと思います。

これを読んでルーンテラの試合内容や奥深い駆け引きを知ってもらい、このゲームを始めるキッカケになれば幸いです。またルーンテラを始めたばっかりだけど全然勝てないという人にもオススメしたい内容となっております。

それではルーンテラ基礎講座の始まりです!

今回の使用デッキ

アジールルシアンCMCACAYABYBQEAACA4EQGBAHAMNDGBIBAAERKFQ5GMBACAIABMAQIBZZAA

序盤から2回攻撃&高打点アタックができるデッキ。2021年3月から登場した新地域シュリーマのカードも使われていて、現環境のTier1(リーシンやリサンドラ)に勝てるポテンシャルを持っています。

というわけで基本的な試合の流れを見ていきます。

相手はヘカリムルシアン。大量のエフェメラルユニットを用いてルシアンとヘカリムのレベルアップを狙うデッキです。

マリガン

1、2、3、4コストのユニットが揃っていて毎ターン安定してユニットを出せそうです。またその内の3枚が相手のルシアンをチャレンジャーで処理できるため、マリガンはすべてキープしました。

(一番左の暗闇の強襲は、ユニットを召喚する効果を持つスペルカード)

Round1

相手はパス。こちらは1コスト2/1の鳥(フリートフェザーの追撃者)を召喚。お互いがパスを選択すると次のRoundに進みます。

Round2

こちらはスペルで2コスト2/1のヴァロールを召喚。

相手はルシアンを召喚。

ヴァロールのチャレンジャー能力でルシアンをブロッカーに選択してアタック。ルーンテラは防御側がブロッカーを選ぶシステムですが、チャレンジャー能力を持ったユニットだけは攻撃側がブロッカーを選択できます。

ちなみに右側に剣のマークが出てる方は攻撃側、出てない方は防御側です。Roundごとに攻撃側と防御側は入れ替わります。

ヴァロールは2回行動(スカウト)ができる能力持ちなので、まずはヴァロールだけでアタック。

お互い相討ちになったので、残ったフリートフェザーで2点ダイレクトアタック。これでお互いパスパスでRound2終了。

ちなみにルシアンを倒すだけなら同じチャレンジャー能力を持った追撃者で相討ちにした方がいいんですが、裏目として相手がレンジャーの決意(1コストでタフ付与)を使ってくるとルシアンを倒すことができません。

ヴァロールの攻撃に対してレンジャーの決意を使ってきてもルシアンは生き残りますが、こちらはスカウト能力のおかげでもう一度攻撃ができるので、追撃者でルシアンを確定で処理できます。そのため、多少は損ですが確実にルシアンを処理するルートを選択しました。

まとめると、強気にリターンを取りに行くならフリートフェザーでルシアンと相討ち狙い、リスク回避の安定行動はヴァロールでルシアンと相討ち狙いとなります。

Round3

相手はルシアンをもう一度召喚。

こちらは3コスト2/4のローラン家の寵児を召喚。

相手は熟慮の上にルシアンで攻撃しようとしましたが、やっぱりやめてパスを選択しました。この動きで相手の手札には警戒網(2コストで攻防+2)がないと予測ができます。なぜそう言えるのか。

相手の立場に立って考えます。相手は2マナが余っているのでいつでも警戒網が撃てます。その見えない圧力を利用して、

ルシアンアタック
→こちらはブロックせずスルー
→こちらのライフを3点削る

をしたいのです。ルシアンはクイックアタックの能力(ルーンテラはアタッカーとブロッカーのダメージ処理は同時に行われますが、クイックアタックを持っていると先制攻撃ができる)を持っています。

なのでこちらの裏目は、

ルシアンアタック
→2/4でブロック選択
→警戒網でルシアンの攻撃力を5に
→一方的に2/4を倒しルシアンは生存

といった動きです。こちらもそれがある以上、ブロックの選択はできません。

逆に相手の立場から考えます。警戒網を持っていないのにアタックをしたとして、こちらがリスク覚悟で2/4のブロックをしてきたとなると、ルシアンは倒され、ローラン家の寵児は生き残る最悪の展開になります。

なので相手は一度アタックしようとしましたが、悩んだ末に自重してルシアンを引っ込めたのです。

こうした凄まじい読み合いが序盤のRound3から展開されるのがレジェンド・オブ・ルーンテラです。

まさに頭脳戦。e-Sports。

お互いパスパスでRound3終了。

Round4

自分の手札はこんな感じ。

2コストのランドマーク、皇帝の高座を設置。ランドマークとは特殊能力を持った建物です。

相手はパス。こちらの出方をうかがっています。

もう一枚ある皇帝の高座も設置。それでも相手はパスを選択。ちなみにこのパスに対してこちらもパスをすると次のRoundへ進みますが、こちらは攻撃するチャンスを放棄することになります。

ルーンテラではマナが余っていた場合に、スペルマナとして3マナまでは貯金ができます。ただし相手はすでにスペルマナが2ある状態(画面右の青色と数字の4が普通のマナで、緑色と数字の2がスペルマナ)で、次のRoundには1マナしか貯金ができず、残った3マナは燃えて無駄になってしまいます。

現状、ボードアドバンテージがあるのはこちらですが手札は3枚。相手は手札6枚なのでハンドアドバンテージを有しています。こちらもパスを選択して相手の3マナを燃やすのも立派な戦術です。

このスペルマナシステムとパスをめぐる読み合いがルーンテラの面白さにつながっています。

さて、相手の連続パスにどう対処するか。

こちらはパスせずにアタックしました。アタックすれば皇帝の高座の効果で1/1の砂塵兵が2体召喚されます。

また先ほど解説しましたが相手の手札に警戒網がなさそうなので、ローラン家の寵児で相手のルシアンをブロックすれば有利トレードが成立しそうです。

ボードアドバンテージの有利とアタック権があるのを重く見た選択です。

相手はカウンターで5マナ1点オールのスペル、蝕む嘆きを撃ってきました。これでお互いのユニットは全滅。こちらとしてはルシアンを処理できて、相手はユニット展開が遅れた状態なので満足のいくトレードといえるでしょう。

お互いパスパスでRound4終了。

Round5

相手は3コストのランドマーク、栄光の大広間を設置。

こちらは5コスト4/6の鼓舞する司令官を召喚。

相手はスペルを使ってエフェメラルユニット(アタック完了後またはRound終了時に破棄)を2体召喚。

こちらはパス。相手はそのまま2体でアタック。
パスパスでRound5終了。

Round6

いきなりアジールを召喚するのではなく、相手の出方を見るためにまずは1コスト2/1の砂丘の防人を召喚。鼓舞する司令官の特殊能力で2/1が4/1に、1/1の砂塵兵は3/1にパワーアップします。

相手はまたエフェメラルユニットを2体召喚。

それを見てからアジール召喚。相手はパスを選択。

こちらは3/1だけでアタック。アジールの能力と皇帝の高座によって、アタックゾーンにユニットが追加で3体召喚されます。

ちなみにここで4/3、4/1、6/6がアタックしなかった理由は2つあります。1つ目はそれらがアタックに参加しても、このRoundで相手のライフを一気に20点削ることはできないからです。

2つ目はの理由は、一気に20点を削れないなら4/3と6/6のアタックによってそれらの体力を減らしたくないからです。

4/1と6/6がアタックに参加すると、相手の3/2は間違いなくそれら2体をブロックしてきます。そうすると4/3は倒され、6/6は体力が減ってしまいます。

すると次のRound、相手の攻撃で6/6が処理される可能性が高まります。特に6/6のアジールはこのデッキの要となるチャンピオンカードですので、簡単に倒されるような動きをすべきではありません。

相手は2コストのスペルでライフスティール(ライフ回復)を付与。相手のライフは20→15に。

お互いパスパスでRound6終了。

Round7

相手は9コストの暗黒の刻を使い、これまでに倒されたユニットを復活させてきました。

その勢いのまま相手はアタック。

現状、こちらのアジールだけが生き残ります。ちなみにこの青っぽい光はオラクルの瞳といって、ダメージ処理後の盤面が一目でわかるシステムで、お互いのライフ(画面左側の数字) の間にある青い丸を押すと見ることができます。

ルーンテラ初心者の方に配慮されたとっても優しいシステムです。どんどん活用していきましょう。

レンジャーの決意でこちらの4/3を守ろうとしましましたが、相手も攻防+2を使ってきました。

こちらもこれ以上は何もできないので解決。

アジールだけが生き残りました。

手札のユニットを2体召喚してパスパス。

Round8

相手は8マナなので、お互いのユニットを全滅させる破滅(9マナ使用のスペル)を使ってくる心配はありません。

いきなりアタックしても勝ちそう(計算結果は省きますが相手からの妨害がなければライフ16点を削って勝ち)ですが念には念を入れ、山札から引いた4コスト3/1を召喚してアタック時の打点高めます。

アタックする前にユニットを召喚することをルーンテラではディペロプといいます。逆に何も召喚せずRound開始時に即アタックをすることをオープンアタックといいます。

この場面でオープンアタックした場合の裏目は、先ほども登場した5コスト1点オールのスペル・蝕む嘆きを撃たれることです。

逆にディペロプする時の裏目は、複数のエフェメラルユニットを召喚するスペルによってブロッカーを増やされることです。

相手のデッキや使用地域からどんなカードが飛んで来るかを予測して、それを踏まえた上で最高の一手を見つけるのがルーンテラの難しさでもあり面白さでもあるのです。

僕はここで破滅が飛んでこないことを重くみて、ディペロプすることにしました。アジールの特殊能力で3/1が4/1になってます。

相手もユニットを召喚しますが、スカウト能力を持った3/1と4/1でアタックしたら降参したのでこちらの勝利です!!

おわりに

いかがでしたか。ルーンテラにおける駆け引きのポイントも踏まえた上、基本的な試合の流れを紹介してみました。

わからないことがあったらこの記事のコメント欄、またはハリーのTwitterに質問してみてください!

ではまた!


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