【麻雀】アバレネイビー牌譜検討
どうもハリーです。謎の人物アバレネイビーさんのために勝手なアドバイス記事を書きました。
麻雀の基本的な考え方がわかるようになってますので麻雀を上達したい方もぜひ読んでみてください。
●まずは1試合目
雀魂牌譜:https://game.mahjongsoul.com/?paipu=230104-d4dad0cd-1513-4e13-98e8-71cfa9eb9892_a428311069
①鳴いている相手を警戒するための基準
鳴きを入れている相手がいる時、
・捨て牌1段目で3鳴き
・捨て牌2段目で2鳴き
・捨て牌3段目で1鳴き
の場合は基本テンパイしていると考えてケアしましょう。その基準に当てはめると捨て牌2段目で3鳴きしている上家はほぼテンパイです。
またトイトイ役役で8000放銃も十分考えられます。トイトイが見える相手に対して生牌(場に1枚も出ていない牌)を切るの(3sのこと)は放銃のリスクが高いです。
現物(相手の捨て牌にある牌、それを切ってもロンアガリされない)が5m、6m、4pと自分の手に3枚あるので、完全にオリて放銃を避けるのも大事です。
ただしこちらもピンフドラドラが見えるいい手なので、簡単にはオリたくはありません。粘ってアガリを目指すなら場に1枚切れの9mか8mを切ります。
完全にオリるか粘ってアガリを目指すかはプレイスタイルの問題なので、どちらが正解というわけではありません。一応、僕なら9m切ります。自分もいい手なので攻撃に転じる価値があるからです。
またマンズ78899の形(ペンチャン)を残すよりもソーズ34の形(リャンメン)を残した方がアガリやすくなるのも3sを切らない理由の一つになります。
②リーチへの対応(その1)
ここはリーチ者の現物9mを打ってオリます。現状テンパイまで程遠くスピード面で負けてるのと、自分の手にドラがない安い手なので攻めに転じるメリットが薄いからです。
9mを切ればタンヤオが見えるのも8sを切らない理由になります。
③鳴きの基準
鳴きの基準は、鳴いて3翻以上が見込める時です。例えばタンヤオドラドラ、役牌ドラドラ、役牌ホンイツなど。鳴きはアガリまでのスピードは上がりますが手牌が短くなって守備力が落ちるので、1~2翻しか見えないのにポンチーポンチーするのは自殺行為です。
自分の手の価値が低いなら、ポンしなかった字牌は守備ゴマとして使えばいいのです。そうすれば放銃を避けれます。
また鳴きを行うと現代麻雀最強の役、リーチを打てなくなるので攻撃力も低下します。リーチしなくても打点が見込める時に鳴きをしましょう。
例外はオーラスでのアガリトップの場合、南場でトップの時に局流しをする時、親番を継続したい時などです。この場合は鳴いて1000点しかなくてもアガることそれ自体に価値があるからです。
画像に戻って、上記の基準に従うなら東はまだ鳴きません。親番を継続ためにしてもまだ2巡目なので焦って鳴く必要はないですし、東をアタマにしてメンゼンでリーチを目指した方が打点の期待値は高いからです。
④自分と相手のスピード感を把握する
対面のmonharryが捨て牌2段目で2鳴きなのでほぼテンパイと考えると、白を残して小三元を見る時間の猶予はありません。リーチツモホンイツ発中で一発か裏1でも倍満があるので打点は十分です。
それが決まれば着順アップがかなり期待できます。
以上の理由からここは白切りリーチの一手。こちらがリーチすることで、トップ目のmonharryが振り込む可能性やオリてくれる可能性もあります。
⑤打点アップの意識を持つ
567の三色が見えるのと、アガリやすさは字牌よりも数牌の方が優秀なので、7pは切らないで1枚切れの発から切った方がいいです。
ツモ三色赤ドラやリーチツモ赤ドラ裏ドラ、あるいはリーチツモ白赤ドラの満貫で3着になれる可能性があります。発よりは生牌の白を残してその可能性を少しでも高めます。
ラス目なので役を着けて打点がほしいところ。
●ここからは2試合目
雀魂牌譜:https://game.mahjongsoul.com/?paipu=230104-a5c981be-895f-4d7a-8e03-e9f18b43347b_a428311069
⑥タンヤオへの移行を意識する(その1)
9pを切っても7pの受け入れは残るので、将来のタンヤオを見て9p切りの方がいいです。
8pを2枚残しておくと2sか4s引きの時にアタマとして使えるのと、3m、2p、4p、5p、7pをチーして1s2sと切っていけば8pアタマの喰いタンでアガる可能性も見えてきます。
⑦タンヤオへの移行を意識する(その2)
567の三色が見えるので6mはまだ切らない。カンチャンとはいえ5p7pを切るのは、単純にスピードがダウンするので切りません。
ここは白白と切ってタンヤオ(と567の三色)を見た方がいいです。
一九字牌のトイツ落としをしてタンヤオを目指すのはよくある手順です。
⑧字牌の扱い方
6sか8sを引いた時に8m9mと入れ替えてリャンメン待ちにできるので、7sはまだ切りません。発ではなくドラ表示牌で1枚見えてる中から切ります。
字牌の扱い方ですが、攻撃を考えるなら生牌の発を残します。防御を考えるなら場に1枚出ている中を残します。ここではドラの白が手牌に2枚あるので、攻撃を考えて発を残した方がいいです。
⑨カンチャンを大事にする(その1)
4m6m8mのような形(リャンカン)は5mと7mの受け入れが4枚ずつあるので実質リャンメンと同じ価値があります。
なので素直に2sを切ります。
⑩カンチャンを大事にする(その2)
カンチャン待ちになったとしても序盤のリーチドラ1は強いので、1s3sはまだ切りません。
素直に3mを切ります。赤5mを引いた時にリャンメンになる6mの方を残します。
⑪待ちの最終形を良くする
8p9pでチーして3mを切れば258p待ちとなってかなりアガリやすくなるので7pはチーします。
⑫リーチへの対応(その2)
・テンパイまでまだまだ遠い
・ドラがなく手牌の価値が低い
・南2局のトップ目
なのでリーチに対してはベタオリ(守備に徹すること)を選択した方がいいです。まずは5sを切って万が一の北を切って一発放銃を避けます。
さいごに
・カンチャンをもう少し大事にする
・タンヤオへの移行を意識する
・リーチに対する守備意識を高める
牌譜を検討してみたところ、この3つが弱点だと感じました。この辺を修正すればかなり強くなると思います。
それでは次回をお楽しみに!!
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