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如月十一日 中島敦と雑草

 今朝まで続いた氷雨のせいか、庭の草たちもいかにも寒そう。地面にぺったりくっつく春待ちの態勢でしのいでいます。と、まあ、今はまだ愛でる余裕もありますが、夏前にはまた彼らとの戦いが始まりますね。

 さて、誠文堂新光社のWEBマガジン「よみもの.com」で連載中の「もっと文豪の死に様」中島敦篇の第三回がアップされました。中島敦に関しては今回が最終回です。

 代表作「山月記」の作風ゆえか、なぜか暗い人っぽいイメージがある中島敦ですが、実はコミュニケーション能力に長けた陽性の人たらしでした。そうだったからこそ、死んだ時点ではほぼ無名だった一作家が国民的作家になれたのだ、というところを書いております。
 前篇、中篇と続いていますので、未読の方はこちらからお読みください。

 次回からは長谷川時雨を取り上げる予定です。長谷川時雨って誰? って方も多いと思うので、一回目は彼女の業績を追うことになろうかと。
 お楽しみに!


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