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中高生向け「お金の授業」であえて話さない3つの内容

中高生にお金の教育をするのだとしたら、何を教えたら良いと思いますか?

いきなりですが、ぜひコメントをいただきたいです。どんなことを教えたら良いでしょうか?

私もこの夏休みに夏季講座として「お金の授業」をしましたが、あえて話さなかったという内容もあります。今回はその外した内容を載せたいと思います。

お金の授業からあえて話さなかった3つの内容

1.お金の歴史について
2.
NISA・積立NISA・iDeCoの制度について
3.家計簿をつけることの大切さや節約について

1.お金の歴史について

物々交換から価値の保存の技術が必要となり、貝殻を今のお金のような扱いをすることから始まった?という感じなのか、私もよく分かりませんが、生徒がまず学びたいことは、歴史ではなくて今現在のお金の話だと思います。

金(Gold)が今でも価値の保存の手段として投資対象になっているという話はしました。仮想通貨のビットコインも価値の保存の手段として認められつつあるという話もしました。

2.NISA・積立NISA・iDeCoの制度について

株を買ったり売ったりすると20%の税金がかかります。それがある条件のもとで税金がかからなくなるという制度で、社会人の人なら誰もが使ったほうがいい制度です。

しかし、生徒はそもそもお金を稼いでいませんし、株の売買もできません。だから所得に対する税金も払っていないし、株の税金も払っていません。だから、税金の感覚がないので、これらの制度の良さが感じられないと思うのです。

だから私の授業では、内容は外しました。

投資を知ることは大切なので株や投資信託の話はしました。

3.家計簿をつけることの大切さや節約について

これも、そもそもお金を稼いでいない生徒が、節約しても大したお金になりません。稼ぐ手段があって、自分の生活費を自分で稼いでこそ節約に意味があるのだと思います。アルバイトもしていない生徒が家計簿をつけて、節約して、お金を貯めても細々しい話になるだけなので、省略しました。

ただ、全ての収入には税金がかかるという話と、節税として「ふるさと納税」は非常に有効な手段だという話はしました。


読んでくださっている方はどう思いますか?ご意見をコメントでいただけると嬉しいです。


そしてひっそりと宣伝します。

お金の授業をKindle化することができました。

近日、ちゃんと紹介したいと思っています。そして、授業内容の音声をYouTubeで音声化しました。

こちらが本の販売リンクになっています。結構高額ですので、本当にお金の授業をしてみたいと思っている先生以外は無理に購入していただかなくて構いません。試し読みで結構たくさん読むことができるので、試し読みだけ見ていただいて、感想などいただけると嬉しいです。



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