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弱視子育てから学んだこと…アップデートの必要性。

社会的に名の知れた年間売上550~600億強の教育グループ企業で、希望出向を機にキャリアプランなど一切なくなり、部署間のシナジーない異動、最終的に9部門歴任。
もともと会社大好き人間が、危険を感じ妻主体の輸入物販副業を開始、いったん順調に行くも、コロナで破綻状態。同時期、本業で突発したタスクの数々、逆パワハラから鬱になり会社休養。
退社を検討するも人事部から異動確約され慰留、その後最終異動先が本部商品企画部門でさらに謀殺され、疑問を抱くと同時に、事業の将来性の暗さも手伝って鬱再発。
安全義務違反退職を軸に人事部長と協議を重ね、弁護士から一筆入れて公開してない転身応援制度の裏メニューを提起され退職しました。

実は割とわだかまりなく早期退職した私が、ガチでリアルな退職直近の数年を振り返り、出来事・心情と早期退職プロセスを提供していく、会社名は書けない退社エントリになります。

 今日とあるセミナーを受講していて、成長に関する知見を深めました。
 以前から感じていることをシェアします。

1.「変化」「成長」の大事さ

 私に起きた大人への道。
 もう20年以上も前の話です。
 上の子が3歳の時に、「弱視」の診断を受けました。
 その時まで、子どもがぼんやりとした世界で生きている、ということがわかりませんでしたね。
 医学の発達に感謝するとともに、「検査」と「分厚い眼鏡の着用」のサイクルが始まりました。

 このとき、私は深く反省しました。
 事前に想定してなかったことで、子どもを傷つけていたかもしれないことを。
 子どもは早生まれの最後、4月1日生まれだったんです。
 予定日が3月23日だった中で、かみさんと二人で、「頑張って4月までいるんだよー」と言って粘らせた。
 いい子です、親の願い通り4月1日の夜中に陣痛開始。車で病院に駆け付けたことを覚えてます。
 両親ともに、早生まれだと小さいときに苦労すると思い4月生まれを願ってました。
 かみさんにもプレッシャーをかけていたでしょうし、多分それでかみさんが頑張ってくれたんだろうと思います。 
 無事4月1日に生まれてくれた後、早生まれ扱いになったのを主治医から書類貰いながら知ったような、リサーチ力のない親でした。
 この時点で、同学年のお子さんとの間で体力的なハンデがある、という思い込みが強くありました。
 会社で数年違いの先輩の子供さんが360日違いで前年の4月4日生まれで、4歳のいつかに会ったとき、平均台でその子はすいすい歩いていた中で、うちの子は3歩と歩けない。
 あーやはり早生まれは…と思ってましたが、それが視力のハンデという要素に影響を受けていた可能性を気づいたのが、上記で書いたようにずっと後でした。

 幸い、弱視治療には夫婦で真摯に取り組んだ結果、また本人も眼鏡を面倒がらずにかけていたこともあって、成長過程で矯正が正しく進み、今は裸眼で運転できる視力になっています。

 アップデート力の低い状態での子育てでは、子どもに成長の機会を失わせてしまうと感じた時期でもありました。

2.精神的成長の障害になる「不要な思い込み」「ネガティブな解釈」

 親も育児を通じて精神的な成長をします。
 成長の定義は色々ありますが、ここでは行動が伴って成長したことをテーマにしているので、「『変化』を積極的に選択すること」とします。
※ほっといても成長する時期がある肉体的成長とは切り離します。

 弱視なんて簡単には治らないと思い込んでいたら、積極性が失われてしまい、治療も適当、変化を選択することはなく、未来が絶望したと思います。
 結果、弱視を例にとると、弱視の息子がいるという事実は変わらない。
その治療をしないと子どもが苦労するのは明白なので、治療しないの選択肢はないでしょう。
 ここまではほぼすべての保護者が考えられると思いますが、あとはそれを必ず治るまで寄り添っていくという覚悟を持つか、持たないかの違いは、視力の改善と物事への取り組む姿勢の成長に大きな変化をもたらします。
 万一、どんなに頑張っても、そう治るものではないし、などと考えて緩慢な治療をしていたら、完治に違い現在の成功は同じタイミングで得られることがなく、そのままの思考がずっと続いていたと考えられぞっとします。

 この例に限らず、成長の障害の陰には「不要な思い込み」「ネガティブな解釈」が潜んでいて、少しでも楽なチョイスをしたがる脳に積極的行動をとらせないよう語り掛けてきます。

 せっかく積極的に行動し、改善した成果を得られかけた時に、「誰かが邪魔をする」というシチュエーションにある方がいたら、ご注意ください。
 その状態が常態化してしまうと、私のように適応障害からの鬱病になる方も出てしまうと考えられます。

 いつでも気を付けておきたいですね。


 

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