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私の貨幣コレクション遍歴

前回のあらすじ

 前回は、私の趣味の一つである貨幣収集を始めることになったきっかけのお話をしました。小学校5,6年生の頃に百貨店の中に出店していたコインショップで足を止めたことがきっかけです。

特に収集癖の強い子どもだった

 集める対象は変わるとは言え、物を集めるというのはいつの時代も、子どもたちの間で流行る遊びの一つではないかと思います。私の子ども時代も、キン消しとかビックリマンシールなどを集めることが流行っていました。
 
 しかし、その中でも私は極端に収集癖が強い子どもでした。先のコインショップでギザギザの10円玉に魅せられた私は、自宅に戻ると家の貯金箱を無断で開封して、中の小銭からギザ十を探しまくりました。それだけで、飽き足らずに、銀行に赴き大量に10円玉に両替して、たまに見つかるギザ十を集めていきました。

やがて親戚も巻き込むほど収集に没頭していった

 それでも飽き足らない私は、学校の長期休みに祖父母や親戚の家に行くと、そこで親類たちに昔のお金ない?と聞いて回り、家においてあった古い缶の中に大量に貯めてあった小銭類からやはりギザ十などを探していました。田舎に行くと、昔からの家には古いお札類を額縁に入れて飾っている家もあり、そういうのを見ると目を輝かせていたのを覚えています。

 やがて、私が古いお金に興味があることを知った親戚の叔父さん、叔母さんたちは、私に昔のお金をくれるようになりました。

親戚の叔父さん叔母さんに貰った昔のお金

 親戚の叔父さんや叔母さん、また両親も私が昔のお金に興味があることを知って色々な古銭類をくれるようになりました。
 例えば、聖徳太子が肖像として描かれた昔の10000円札。現在の福沢諭吉の前の10000円札です。
 そして、伊藤博文の1000円札や岩倉具視の500円札。これも、昭和の頃に流通していたお札になります。
 また、2分金という江戸時代に使われていた金で出来たお金をくれたこともありました。
 それに加えて、お小遣いを貯めて自分でも古いお金を買うようになりコレクションは充実していきました。

給料をもらうようになるとコレクションに拍車がかかった

 お小遣いで買うことができるものには、限りがありますが働いて給料を受け取るようになると、私のコレクション癖に拍車がかかることになります。
 次回以降、私が本格的に貨幣類を集めるようになってからのお話をしたいと思います。

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