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FP(ファイナンシャルプランナー)2級は効率的に受かりたい

資格試験のオーソドックスな勉強法

 受験勉強や、資格試験を経験してきた方は分かると思いますが、試験にはその特性に応じたオーソドックスな勉強法というものがあります。独学で勉強する時は、多くの人がそれを踏襲しているものと思います。
 普段私も、勉強はできるだけ独学でやりたい派なので、コツコツと正攻法で勉強して、標準的な学習時間で合格を勝ち取るということが多かったです。

 しかし、今回私はせっかく職業訓練というものを受講させてもらっているのですから、そのメリットをフルに生かしてできるだけ効率よくFPの資格を取りたいと思いました。

試験の特性に応じた勉強法

 例えば、暗記がメインの試験、受験で言えば日本史や世界史、生物といった科目ですね。これについては、教科書、参考書を通読する、というのがオーソドックスで確実な勉強法です。
 試験の形式に記述が入らない限り、教科書を通り一遍読んだだけでも、多岐選択式の場合は不思議と答えを選べるようになるものです。問題演習も大事は大事ですが、それ以上に参考書の通読が重要です。

 次に数学などの計算を要する試験。これについては、解き方を覚えるという他に問題演習というプロセスを経て初めて試験で通用する力が身につきます。むしろ、問題演習や過去問演習が一番大事なプロセスになります。

 最後が語学系の試験です。英検など語学系の試験は単語の暗記が最も重要な要素になります。英検では、級ごとに必要な語彙数が決められており、他の要素がどんなに優れていても単語を知らなければ絶対に合格できません。
 級ごとに必要な単語を覚えて初めて戦いの場に立てるイメージです。

 そして、単語に加えて文章を読んだり書いたりするのに最低限必要な文法知識をつけることで、初めて文章読解や英作文、リスニングと言ったものが可能になります。単語と必要最低限の文法知識がすべての語学試験の基礎となる部分です。

ではFPはどの分野の試験になるか?

 今私は職業訓練で2級の半分手前ほどまで学習を進めてきています。
 そこで、感じたFP試験の印象は暗記が8割で、残り2割が計算という感じですね。恐らくCFP資格審査試験や1級試験になると、計算問題が増えたりして試験の傾向は変わってくるかもしれません。
 そうなると、暗記系でかつ記述がない試験の場合は、テキストの通読が何より大事な勉強法になります。

講座受講の最大のメリット

 しかし、職業訓練で配られるテキストは市販のテキストと違い、結構な厚みのあるテキストが科目ごとに1冊ずつ計6冊もあります。
 これを2,3度ずつ通読するのはどう見ても効率が悪いと思いました。1級レベルであればそれぐらいの分量でも仕方ないと思いますが、資格試験の2級レベルで分厚いテキスト6冊を繰り返し読むのは明らかに非効率です。

 実際に講義を受けていると、授業ではテキストのかなりの部分を飛ばしていきます。恐らく合格に最低限必要な部分しか触れていないのだろうと思います。

 つまり、講座受講の最大のメリットは、説明を聞くことで個別の論点についての理解が深まることよりも、むしろ試験に出る箇所がピンポイントで分かることだと思います。これにより、独学よりも少ない労力で効率的に試験に合格できると考えました。

 私は、結構完璧主義というか慎重派なので、独学で勉強する時はテキストの隅から隅までちゃんと読んでしまいます。

 そこで今回は、いつもの勉強法とやり方を少し変え、テキストの通読も授業で触れた箇所に絞って読んでいこうと決めました。

合格基準が6割で記述がないというのが安心要因

 恐らく授業で触れた重要な部分に絞って読めば、テキストの分量を2冊分くらいに抑えられると思います。今回職業訓練はたったの2か月しかないので、その間に3級を取り、9月試験で2級を取るというのが最短プランであり、私の目指すプランです。
 2級試験まで3か月程しかないですが、FPは受験料も高いですので、是非効率的に勉強して一回で合格できるようにしたいと思っています。

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