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資産形成への近道ってあるのか考えてみる

コロナの広がりはまだまだ衰え知らずですが、一般的に7月というと世間ではボーナスの時期でしょうか?

今年に限っていえば、多くの企業でボーナス出すのも大変。中小企業になると、出してあげたいが見込んでた受注がなくなり日々の資金繰りの方がマズい。。。なんて状態かもしれません。

それでもありがたいことにボーナスが出たとして、
そのボーナス隊が会社から銀行口座へ移動する間に、たくさんの戦闘地域を潜り抜け、なんとかアナタの元にたどり着いた頃には皆足元ふらふら、しかも隊の数も激減。。

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驚いてボーナス隊のボスであるアナタは話を聞きにいきました。

どの隊に襲われたんだ!?
すると、ボーナス隊のリーダーは、

「この銀行口座にたどり着くまでに所得税・厚生年金・社会保険料・雇用保険料などに待ち伏せされており、襲撃を受けました、、、生き残ったのは我々だけです。。_| ̄|○」

「しかも年々敵の数が増えており、来年は果たしてここまで辿り着けるか。。」

ボスのアナタは「よく頑張った、まずは私の口座でゆっくり休んでくれ」

で、そのまま口座から出ずに休み続ける。。
次の戦略もなく、外は危険だと思い込んで。

優秀なボスであれば、

「よく頑張った、大変だと思うがもう一仕事引き受けて欲しい。時間はゆっくり使っていいから今度は世界に飛んでもらえないか。今回は安全な任務だ!」

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くだらない物語を書いちゃいました(笑)

しかし実際問題、ボーナスに限らず日本の中でお給料をもらっている以上、先ほどの各種税の襲撃を受けながらなんとか手元に残ったお金。

すでに大きく目減りしているわけですが、それを増やすわけでもなくただただ積んでいるとしたならば、、将来の戦力はすぐに計算できます。ただの足し算ですから。1+1=2です。

しかし、外に目を向け時間をかけて戦力を整えていけるのであれば、足し算ではなく掛け算でアナタのお金は成長してくれるはずです。

では、どこに旅をさせるのか??


前置きがだいぶ長くなりましたが、今日は資産形成への近道についてです。


「タックスヘイヴン」

聞いたことありますか?
聞いた事ある方にとって、

それは、

良いイメージ?
悪いイメージ?

タックスヘブン(tax heaven)じゃないですよ。
これだと税金天国になっちゃいます。

今日お伝えしたいのはタックスヘイヴンです。

"タックス・ヘイヴン(英語: tax haven)とは、一定の課税が著しく軽減、ないしは完全に免除される
国や地域のことであり、租税回避地(そぜいかいひち)とも、低課税地域(ていかぜいちいき)、とも呼ばれる。"
出典 : Wikipedia

上記にあるように、タックスヘイヴンとは非常に低い法人税率を採用している、国や地域の事を指します。

具体的な基準として、

法人税率が20%以下

と定義されています。

さて、その「タックスヘイヴン」
税率が低い国や地域、という事は分かりました。

では、タックスヘイヴンである国やエリアのメリットはなんでしょう?
また、そにそこを使う企業のそれは?そして、デメリットは?

それは、以下を明らかにする事で見えてきます。

1, タックスヘイヴンの存在理由
2, 低い税率設定の理由

タックスヘイヴンの存在理由

最も有名な"タックスヘイヴン"は、
カリブ海に浮かぶ、「ケイマン諸島」です。

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ケイマン諸島は、美しい海・暖かい気候・穏やかな島民
等々、素晴らしい環境を持つ小さな国です。

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ただ、ほとんどと言っていいくらい産業がありません。観光くらいなものです。

そこで、イギリス領であるケイマン諸島は、本場イギリスの金融法を取り入れ、海外企業を誘致し国内経済を成長させるために、法人税に軽減税率という施策を打ちました。

他の「タックスヘイヴン」と定義される国や地域も、それと同様の理由がほとんどです。その国や地域が、生きる為に必要な税制度である。と言える訳です。


低い税率設定の理由

海外企業が進出してきたとして、高い税率は取れない。
まして法人税以外に取れるものが無い。

デメリットしか無いのでは?

と思われますが…
現実に、海外の物流企業や金融企業が沢山進出しています。

国内経済の基幹産業に乏しい国・地域が、富裕層の移住や企業の進出による雇用・手数料歳入の増加などを目的に、法人税を減免しているわけです(大辞林引用)

タックスヘイヴンにとって大きなメリットは、海外企業が進出してくる事による

○地元民の雇用
○海外からの人やモノ、そしてお金の流入による域内の経済活動活性化。
○海外法人登記歳入費等

結果として歳入が増えるというわけですね。

つまり、誘致した企業からの税収が無くとも、それ以外での収入が増えるんだから全く問題ない、むしろいい。

具体的に言えば、外国企業が入ってくる事で、それが金融企業であれ物流企業であれ、

○オフィスや倉庫の賃貸による家賃収入
○電話やデスク等必要な備品を購入する。
○従業員が生活する事で消費が発生

等々、ビジネス環境やインフラも充実させるためにお金を落とす事で、地元の業者に売上げが発生するわけです。

つまり、進出企業に税収を頼るのでは無く、域内の経済活動が伸びる事が低い税率を実現し得る大きな要因の一つとなるのです。

ここまで、「タックスヘイヴン」の定義や存在理由について書いてみました。

さて、そろそろ本題に!(まだ本題じゃなかったのか笑)


「資産形成」に於いての、タックスヘイヴンの活用とは?

もう明白ですよね。


タックスヘイヴンにある金融企業の税率が低い。 
儲けに対して取られる税が安く済む。
投資家に戻される時点の利回りが良い。

運用してくれる金融企業が、
税率の高い国や地域にあったら?
投資家に戻される利回りは悪くなります。

簡単な理由ですね!

同じ利益を上げたある2つの企業が、それぞれ違う税率を課せられている事で、税引き後の利益に差が出る訳です。

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グローバルな金融企業は必ずと言っていい程、世界のどこかのタックスヘイヴンに関わっています。

つまり、資産形成に於いてのタックスヘイヴンの活用は、合理的な判断と言えるのです。

実はこれをお読みの皆さんが、

"日本でしか投資はしていませんから関係ありません"

という方であっても、積立NISAや投資信託の中に、タックスヘイヴンで組成されたファンドが入っていたりもします。

ファンドを組成している会社が、ケイマン、バミューダ、BVI、等々、なんて事は普通にあるのです。

そのファンドを使った投資信託等を、日本の証券会社や銀行窓口、ネットバンクなどで購入、資産形成している場合もあるわけです。

では、あらためて聞きますね。


「タックスヘイヴン」のイメージは?

・なんだか怪しい…
・脱税のイメージ…
・マネーロンダリング…

つまり、怪しい??

かつてのパナマ文書、パラダイス文書等、色々と書かれたり報道されたりで、あまりいいイメージは無いかもしれません。

しかしそれは、

タックスヘイヴンが悪いのではなく、その税制やシステムを使って違法行為をする人達が悪いだけです。

世界に名だたる投資銀行や投資会社、日本の銀行やその関連会社に至るまで、金融業界で利用していないところはほとんどありません。

むしろ、活用せずして高利回りなリターンを求めるのは不可能だと言えるほどです。


つまり、なんら問題の無い至極真っ当で合法的な投資環境を提供してくれている、謂わば我々の味方でもあるのです。

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誤った、偏った情報が、機会損失(opportunity loss)を生んでいる。資産形成はグローバルスタンダードで。


これが資産を作る近道の一つだと私たちは考えています。

最後に…

「安全である」(Safety)

事こそが最も大切です。

故に、信頼のおける大手の金融機関を利用する事等が、その安全性を高めてくれることにも繋がります。

しかしながら、日本の税制の中で動いている金融機関に正しいアドバイスができるのでしょうか?
回転売買ばかりさせる証券業界に本当のアドバイスができるのか?

じゃあいったい、どうアプローチすればいいのか?

私たちはこの情報部分を変えるお手伝いをしていくわけです。


「タックスヘイヴン」

投資、を行うときには必要不可欠です。
初心者なので、、、など謙遜する必要はありません。

誰もが皆最初は初心者です。そもそも知っている人が少ないので、ちょっとでも知っているだけで半歩世界は広がります。

報道やイメージに振り回されず、正しい知識を得、ブレない信念で武装し、同じ思いを持つ仲間や大切な人達と、正しい投資・資産形成に取り組みましょう。

そして、豊かで幸せな人生という旅を続けましょう。


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