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生命保険について

こんにちは、たむたむ@FP技能士です。
今回は、生命保険についてお話します。最初は私が生命保険を見直した時の経験談をお話しますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。

初めて生命保険に加入したのは20代後半です。将来に備え遅かれ早かれ生保に加入したいと薄々考えていたため、いい機会でした。加入方法は保険の窓口や代理店などではなく、営業マンによるものでした。(大半の人は営業マンからの勧誘により加入されていますよね)
相手の思考を汲み取れるよう聞き側に徹する傾聴能力を活かし契約に結びつけるんですから、本当に営業マンのトーク力や傾聴力など凄いなと実感しています。

私が最初に加入した金融商品は、【低解約返戻型終身保険】でした。この商品は、月々掛け金を低く抑える分払込中の解約返戻金が少なく払込終了後になると返戻金が一気に急増する貯蓄型終身保険です。どのくらい少ないのかというと払込終了直前で70%前後なので、それ以前に解約すればもっと少ないのは言うまでもないです。また、普通の終身保険よりも保険料が安いので、保険料を抑えたい人には向いています。
なので、私にはぴったりな商品だと感じ即契約しました。しかし、この考えが失敗でした。

確かに貯蓄型+死亡補償がついているにも関わらず保険料は安かったですが、将来結婚して子供ができた時の養育費や住宅資金などに困ったら、あなたはどうしますか?
養育費は、最低でも子供一人1000万円かかる想定なので、もし緊急時に当てにしたくても返戻金が少なければ補填出来ないですし、契約者貸付制度の貸付額も低いので、何のために保険を払っているのかわからなくなります。

なので、【低解約返戻型終身保険】は、貯蓄型ですが、積立額が低いデメリットを理解しておいた方がいいです。また養育費や住宅資金などの補填が難しいため、老後費の足しにする認識でいた方がいいと思います。(是非シミュレーションしてみてください)

夫婦共働きで金銭に余裕がある家庭は、養育費や住宅資金などを考える必要は薄いと思いますが、それは一部にしかすぎません。大抵は養育費や住宅資金などで困る確率は高いと思うので、【低解約返戻型終身保険】に加入している家庭で保険見直しを考えている方は、早めにライフプランの見直しを推奨します。

生保や医療保険などたくさん契約されている方が多いと思いますが、無駄な出費を減らし将来を見据えたライフプランを作成していきましょうー!

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