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奨学金の返済について

どうも、たむたむ@FP技能士です。
さて今回は、奨学金の返済状況についてお話したいと思います。

皆さんは、学生時代に奨学金を借りていましたか?私は貸与を受けている一人です。独立法人日本学生支援機構によると、貸与奨学金利用割合が37.5%と2.7人に1人は借りている状況です。気付かないだけで、皆さんの周囲にも結構多くいらっしゃるはずですよー。(まぁお金の話になると皆避けるから仕方ないかもですねー笑)

学生時代は、返済がなかったので、そこまで借金に対する意識は薄かったと思います。(=お金のリテラシーがない)
ですが、社会人になり、いよいよ返済が開始されました。最初の数年間は、返済する方も多いですが、税金の支払いや残業代の削減などで手取り給与額が減った方や家計の支出が増加したなどで借金を後回しにする思考に移り、最悪の場合、延滞してしまいます。
日本学生支援機構が発表したH30年調査結果資料によると、延滞を余儀なくされた方々のきっかけは下図の通りです。

奨学金

      図1.奨学金延滞者のきっかけ理由(出典 日本学生支援機構)

また、延滞を継続している理由は、低所得が6割強を占めています。私の経験談ですが、低所得と偽り延滞を継続されている方もしくは未納の方が一定数いるということを周知した方がいいと思います。せめて恋人や家族とは金銭事情を話し合っておくことが大切と考えます。

奨学金の延滞理由

       図2.奨学金延滞者のきっかけ理由(出典 日本学生支援機構)

ここからは、私の個人的な意見を書きます。
自分で選んだ道に必要だった資金を外部機関から借りておきながら、年収が減少したから返済不能(延滞含む)というのは、間違っていると思います。そうゆう人に限って、他のことにお金を支出していたりするんですよねー。しかも延滞すればするほど、延滞費用(10%)が上乗せされるので、元本を減らすどころか増やしてしまうことに早く気付くべきです。
人は欲しい物があったら、それを買うためにお金を貯めますが、借金返済となると現実逃避したくなる癖があるみたいですね。(その気持ちもわからなくもないです。)
現実逃避しても状況は変化せず、むしろ更に悪化するので、延滞者は今からでも返済を再開されたほうが懸命と思います。
私も地道に毎月返済を頑張っているからこそ、あと数年で完済する予定です。
私と一緒に返済を頑張っていきましょう!!

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