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iDeCoについて

こんにちは、たむたむ@FP技能士です。
今回は最近話題になっているiDeCoについてお話します。
そもそもiDeCoを知っている人はいますか?既に、企業型確定拠出年金に加入されている方はお分かりだと思いますが、知らない人のために解説しますね。

iDeCoとは、個人型確定拠出年金です。簡単に言うと、自分のお金を拠出、金融商品を購入し資産を運用していくことです。
加入条件は、20歳以上60歳未満の全ての人が対象です。(上限金額があるので、各自調べてみてください)
年金2000万円問題が話題となり、個人や会社でも幅広くiDeCoを導入している状況です。(図1参照)

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       図1.iDeCo加入者数の推移(出典 企業年金連合会)

開設するのは書類を送付するだけで済みますが、一番悩むのが何の金融商品を購入するのかという部分です。株式の中にも国内なのか米国なのか他にも先進国や新興国など商品によって扱っているものが異なります。商品は山ほどあるので、自分のマインドに合ったものをチョイスした方がいいです。
私の意見ですが、国内株式よりも海外株式に投資することをおススメします。理由は、世界経済(米国や欧州など)は長期的においても成長が見込めるからです。但し、投資は自己責任なのであくまでも参考にお願いします。

商品選びの次に大切なのは、手数料です。みんな手数料を考慮せず、購入してしまい解約時にあれ?解約額が少ない?と思われる人も一定数います。
他にも、保有時の手数料も高く資産のパフォーマンスが横ばいもしくは低下しているケースもあります。
私の意見ですが、手数料は安いことに越したことはないです。手数料は購入時と保有時と売却時にかかるので、仮に0.2%と1%じゃ全然違いますよね。
長期投資の観点から、そこら辺も考慮することをお勧めします。

最近の記事で、iDeCoの上限金額が2万円に引き上げられましたが、そもそも元本が増えても商品(手数料含め)を見誤ったらパフォーマンスは低下します。そして、ほったらかし運用をしててもパフォーマンスは低下します。
みんな投資をすれば資産が増えると勘違いしている人が多いんです。
投資する前にちゃんと考えてから商品を購入するように注意してください。

最後に、iDeCoはあくまでも自分で資産形成を行っていくのが主目的なので、資産を増やすか減らすかは全て自己責任です。
日本人は、今までお金の教養を受けてこなかったため、知識を持っている人(=マネーリテラシー)が相当少ないですし、意識も低いと思います。
でも今からでも遅くはないです。正しい金融知識を身につけて資産形成に励んでいきましょう。
そんなきっかけになればいいなと記事を書きました。

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