［2022年版］夏のローカル開催 なぜ大荒れ？ 攻略法は〇〇を見ること！
お知らせ
まもなく2023年版の配信を予定しております。こちらは新たにご購入にならないようにご注意ください。
新馬・未勝利戦予想のメルマガを創刊し８年を迎えた、マネードラゴン馬券塾です（Twitter）。
このページでは、未勝利戦・条件戦を中心に、夏のローカル開催の本質と攻略法を説明します。期間限定で格安頒布中です🏇
宝塚記念（2022年）の日の函館２Ｒ（３歳未勝利戦、ダート1700ｍ）。ダート中距離では［０２１０］の７ラブミーディザイアが、当然のように１番人気を集めました。
仕上がりも絶好。多くのファンが、万が一勝てない場合でも、連軸は固いと考えました。
結果は、当然のように８着に惨敗！ ７番人気→５番人気→９番人気と入線する、大波乱となりました。
筆者は、１番人気を切り、単勝1130円、ワイド4780円を的中できました（事前の買い目登録・審査があるメルマガで配信済み）。
メルマガではこのほかにも、６月11日中京１Ｒ 複勝2720円（11番人気）、６月12日中京２Ｒ 馬連5780円などを的中しています。
ローカルで人気馬が飛ぶ理由
なぜローカルでは、このような、人気の実力馬が飛び、人気薄がわがもの顔でゴールを駆け抜ける「不可解」な決着が続くのでしょうか？
その理由の１つとして、ローカル（とくに福島、小倉、函館、札幌）は、そもそも実力馬が勝ちにくいように設計されている点があります。
実力馬を持つ陣営の「大好物」は、東京コース。直線が占める部分が大きく、最後の直線も長い設定。さらに、人気薄の逃げ得を許さない、坂が直線なかばに設置してあります。
例えば、大柄の大学生と、小柄な中学生がかけっこをし、勝った方が100万円もらえるとします。大柄な大学生は、広くて真っすぐな道がよいと言うはずです。自分自身が確実に勝てるからです。
一方小柄な中学生は、狭い町なかを何度も曲がるコースが良いと言うはずです。すばしっこさを生かせますし、足が短く歩幅が小さいので、曲がりながら加速をするのは得意技です。スタートを決めれば、どさくさ紛れの逃げ切りはありえます。
ローカルコース（とくに福島、小倉、ついで札幌、函館）は、根本的には弱者救済のためのコースです。カーブが占める割合が多く、直前が平たんで、運良く好スタートからの、ラッキーな逃げ残りも発生します。
すべてのコースを、東京や阪神のように、実力を問うものにしてしまうと、賞金がゼロに近い馬、厩舎、騎手、生産者が出てしまい、競馬が回らなくなります。
また、本命サイドの競馬が続き、競馬ファンも離れてしまいます。
ローカルコースの目的は実力馬を負けさせること
馬券的に重要なのは、競馬場の設計者は、ローカルコース（とくに福島、小倉、札幌、函館）では、実力馬をいかに数多く負けさせるかを考えて、頭をひねって作ったコースだということです。
急カーブ、曲線比率の高さ、平坦な直線、芝を支える路盤や排水路にあまりお金をかけないというハード面に加え、番組設計の面でも、メンバーがそろわない裏開催や、有力馬が休養する夏場に使用し、芝の育成を二の次とした開催スケジュールとするなど、１番人気が負ける条件が整います。
このことをしっかり理解していれば、距離実績［０２１０］、仕上がり絶好、◎など重い印がズラリと並ぶ１番人気馬でも、状況によっては消すことができるのです。
上は、2021年の平場戦（1700～2000ｍ、芝・ダート）における、１番人気馬の成績です。複勝率が６割を切ったのは福島・中京、逆に８割近いのが東京・阪神です。
番組表に仕組まれた、ローカルコースの役回りとは？！
パチンコ店では、お客に勝たせる日があれば、お店が回収する回収モードの日もあります。
ＪＲＡにとって、ファン全員がほどよく負けるのが理想。宝塚記念日まで続く競馬で、能力評価やVTRチェックを欠かさずに、儲けを溜めこんだ人も、ローカルで全て吐き出す仕組みです。
半年以上かけて体に染みついた、強い馬が勝つという思考モードは、なかなか短期間ではぬぐい去れません。
宝塚記念の翌週からズルズル当たらなくなり、有力馬がすっかり放牧に出て、ローカル戦の度合いがさらに１段深くなる、７月第５週からは、それまでの儲けを吐き出させる算段です。
（逆にやみくもに穴を狙うタイプの人は、宝塚記念までの損を取り返せることもあります）
ローカルコースで馬券を当てるには？
では、ローカルコース（とくに福島、小倉、札幌、函館）で、馬券を当てるにはどうしたらよいのでしょうか？ 実は、意外な方法が有効です。
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