生産性向上と国際分業

今日の勉強したこと

生産性をあげるにはどうしたらいい?

生産性
ある商品を作るときに、どれだけの労働者の生産力(人数や時間など)によって作られたかを数値化したもの。

商品を求める式

インプット × 生産性 = アウトプット
(生産要素) (商品、サービス)

生産要素…労働、土地、資源のこと。希少性あり。

つまり生産性を求める式は

生産性 = アウトプット ÷ インプット

インプットは生産要素であり、資源は限られています。
これを変えない場合に生産性を高めるためには
①機械・設備などの量の充実
②テクノロジーの改良(機械・設備などの質の充実)
③労働の質の改善、人的資源
④特化と取引を増やすこと

①~③はイメージが何となく伝わると思います。

④の特化とはなんでしょう?

特化とは「◯◯に特化する」の特化です。
「他とは違う特別なことをすること」とこ
「ある分野で専門的なこと」みたいな意味があります。

人や会社など、それぞれが専門的なことや得意なことに、特化して協力すれば生産性はあがりますよ!ということです。

つまりは分業のことを指しています!

ひとりでやるよりみんなでやった方が、早くて効率的ですよね。

得意なことを活かせたらなおさら効率は上がります。

国際分業

これは企業や日本の中だけではなく、世界中での分業もあります。

「生産要素の地域的偏在」

石油、石炭などの資源や、宝飾類の鉱物など特定の国や地域でしかとれないものがあります。
農産物など土地によって、育ちのよさが変わってきます。
このような地域差が生じることを、「生産要素の地域的偏在」といいます。

「生産技術の地域的格差」


先進国や発展途上国など、国によって技術力の差のことをいいます。

「生産要素の地域的偏在」と「生産技術の地域的格差」を、国際的に分業することで、自国の苦手を解消することができます。

お互いに分業することで、利益が得られ、経済成長することができます!

自国の分業で特化すべきものは「機会費用が最も低いもの」とされています。
「機会費用が最も低い」とは、選ばなかったもののコストが低いものを選ぼう!ということです。

この国際的な分業は、「苦手なことをやらないで得意なことだけやってれば、経済成長できるんだ!」といういいことばかりだけではありません。

「貿易障壁」問題になります。

安い外国のものばかり輸入していたら、自国の産業のものが売れなくなってしまう!ということが起こります。

そこで政府は関税をかけて外国のモノを高くしたり、輸入制限をして入ってくるモノの量を調整したりします。
(このへんは次回くわしく勉強しよー)

協力はいいことだけど、他人に頼ってばかりはいられませんのよ。

とりあえずきょうは文書だけのまとめでした。

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