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移住して感じる私の変化

生まれ育った環境を離れて10数年経ちました。

今回はその中で感じた自分自身の変化を書こうと思います。


・心配性な性格が和らいだ

・心が穏やかになった

・体重が20㎏減り喘息の症状が出なくなった

自分なりに変わったなぁとパッと思いつくのは以上の3つです。


私の心配性は同居していた亡くなった祖母(父方の)の影響が大きいと思います。

祖母は我が家の中心人物で極度の心配性・過保護&過干渉な人でした。

彼女の口癖が「悪漢が来るから気を付けやぁよ!」です。

悪漢との遭遇を祖母が心配するあまり

姉も私も家のすぐ目の前まで送迎してくれるスクールバスが有る

中高一貫の女子校をわざわざ選び中学受験をした程です。

こんな感じで家族全員が祖母の「心配やで」という言葉に

完全に翻弄され束縛されている状態でした。

この様な行き過ぎた心配や干渉は祖母なりの

濃厚な愛情表現だったんだと思います。

お祖母ちゃんお爺ちゃん子として育った私は

もれなく「こうなったらどうしよう?」と

先の事を思い煩ってばかりいる人間に成長しました。


そして長野に移住し、初めてなれ親しんだ環境から出てみて

いざ困り事に直面しても案外大丈夫な事が多いのに気が付きました。

知り合いや友人が居ない静岡でもありがたい事に

誰かが手助けしてくれてなんとかなってるんです。

そしてあんなに祖母が恐れていた悪漢がどこにも居ない!!


なのでどうしようもない程の不安や心配に襲われる事が

徐々にですが無くなっていきました。

年を取って図太くなったというのも有りますけど

心がいつも穏やかで平和で居られるのは

環境が変化したお蔭だと思っています。


そして体重が20㎏減ったのは伊豆高原に移住してからです。

私は痩せていた記憶が小学校の低学年までという

筋金入りのまん丸体形を維持してきました。

ダイエットは元々痩せている人がするものという認識で

自分には遠く関係のない事だと思っていました。

そんな私がダイエットをしてみようと一念発起した

大きなきっかけは伊東市の市民検診と健康指導です。

市民検診でコレステロール値と体重オーバーで要指導になってしまい

おしりに火が付いたのでやむを得ずという感じです。

伊東市は「健康回復都市」というのを目指しているそうで

対象者は必要に応じて栄養士・看護師との面談と

きめ細かな食事指導等が受けられます。

20㎏痩せて一番実感しているのは息がしやすい・動きが楽という事です。

以前は季節の変わり目になると息苦しさで夜もまともに眠れませんでした。

喘息を発症した高校二年からずっと

毎月呼吸器内科での診察を受けていましたし、

吸入薬が無くなると「発作で死ぬかも」と不安でしたが

今では全く通院せず元気に過ごせています。

自分の心と体に合った場所に移住すると

こんなに健康体になれるんだなぁとしみじみしています。


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