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血が騒ぐ季節

昨日岐阜の叔母から掘りたての筍と蕗が届きました。

山菜の美味しい時期になりましたね。

いよいよ田舎暮らしの醍醐味を直に味わえる素敵な季節の到来です!

山菜と言えばこごみ・タラの芽・山ウド・ウコギ・コシアブラ等々・・・

美味しい自然の恵みが盛沢山。

特に蕨は山菜の中でも手軽に採取でき調理も比較的簡単なので大好きです。

さくらの里にて・写真の中央に何本か蕨が生えているの分かりますか?

蕨取りは小さな頃から父方の祖父母に連れられ毎年のように行きました。

特に祖母の熱狂ぶりは凄まじく「蕨がワシを呼んどるっ!!」と

草の間からひょっこり出ている蕨の頭を追いかけ

幼い私や姉を野原のど真ん中に置いてけぼりにする程熱中していました。

こんな調子なので当時は蕨取りの面白さがさっぱり分からず・・・

祖母ちゃん、目の色変えてすごいなぁと幼心に思ったものです。


しかし、祖母の蕨ハンターの血は脈々と私に流れていたようで

長野に移住した年の春、その面白さに開眼してしまいました。

私が住んでいた南信州は蕨のシーズンが

ゴールデンウィーク頃からお盆位まで続くので

暇さえあれば家の周辺をパトロールして蕨取りを楽しみました。

特に雨上がりの日が狙い目で柔らかくて太い新芽が

にょきにょきと出現します。

それをポキンと手折る瞬間がたまりません!!

収穫してすぐにあく抜きした蕨はシャキシャキして

粘りがあって本当においしいです。

私にとって春から夏にかけての期間は

蕨が気になって落ち着かない季節ですが

伊豆高原に移住してからは蕨取りを楽しめていません。

以前ご近所さんから別荘地の山頂付近の空き地でも蕨が取れるよと

教えて頂いたのですが、どこが私有地なのか

立ち入りOKの空き地なのか私にはイマイチ判別がつきにくいのです。

ご近所トラブルになりかねないので蕨取りを決行できずにいます。

伊豆で気兼ねなく蕨取りが出来るのは東伊豆町の細野高原が有名です。

細野高原は毎年山菜取りイベントを開催する程

蕨やゼンマイが取れるのだとか。

ここ数年は感染症の拡大でイベントが中止されているようですが

入山料や環境保全の為の協力金を支払って

誰でも蕨取りが楽しめる場所なので

時間が出来たら一度行ってみたいなぁと思っています。

※細野高原の詳しい情報は東伊豆まち温泉郷のHPで確認してください。



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