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リゾート物件ウォッチング

今日は急に暖かくなりました。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私は窓を開けた途端、涙と鼻水が自動で出て来て

粘膜で春の到来を感じている今日この頃です。


さて、今回はリゾート物件の変化について書こうと思います。

個人的な趣味で伊豆高原周辺のリゾート物件をチェックするのが

長年の日課となって居ます。

最近は動画サイトでも物件紹介をしてくれる不動産屋さんもあるので

内見せずに家や周辺の様子がうかがえるのがとてもありがたい。

そこで強く感じるのはめっちゃ中古物件が売れてるなぁという事です。


元々伊豆高原はリタイヤ後の移住先に考える人が多いので

他所と比べ物件の新陳代謝が活発な地域です。

1つの物件が売りに出されるスパンは大体5年~10年位。

(因みに伊豆高原の我が家も私達が購入する前に3度所有者が変わっています。)

何代も同じ土地や家に住み続ける事が当たり前の

ド田舎で生まれ育った私からすると

ちょっと考えられない位の短さです。

そんな伊豆高原の売れ筋物件はやはり中古の平屋。

2階建てですと適度な大きさ(3LDK・4LDK)で

リフォーム済みが人気です。


反対に個人所有の豪邸や5LDK以上の大型別荘は販売価格が高額なので

なかなか買い手が付きにくい印象がありました。

興味本位で豪邸の間取りとはどんな物か見てみると

クセが強めな物が多いのです。

例えば建坪が70坪近く有るのに2LDKとか、

温泉を堪能する為に旅館みたいな巨大岩風呂があったり、

ぱっと見3LDKの住みやすそうな平屋だけど

外国式で各部屋におしゃれ過ぎるバストイレが付いているとか・・・

オーナー独自の感性で建てられた別荘は豪華でとても個性的です。

なので以前は同じような好みの買い手が現れるまでに

結構な時間を要していました。

しかしここ最近では様子が違います。

1億近い販売価格の豪邸でも少し内装リフォームを掛ければ

早々に成約済みとなってしまいます。

世の中にはビックリする程のお金持ちが沢山いらっしゃるのですね。


もっとわかりやすく売れ行きが変化していると感じるのは企業の保養所。

以前は超激安価格で売り出しても

何年も売れ残って廃墟化して居る所が随分ありました。

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しかし世の中の変化に伴いワーケーションを支援する企業が

増えてきているからでしょうか

大小様々なサイズの保養所が売れ出しています。

保養所のような大型建物が廃墟になるとどうしても

荒れて治安が悪くなるイメージが有るので

新たな使い方が出来るのは地域にとって大きなプラスです。


田舎暮らし人気は都心からアクセスの良い伊豆や軽井沢だけではなく

本物の田舎にも浸透しつつあるようです。

つい最近母の友人から岐阜の山奥の実家が

予想に反してアッサリ売れたという話を耳にしました。

何年か前まで実家の空き家や山をどう処分しようかと頭を抱えていた人も

今がチャンスとばかりに売却しているようです。

感染症拡大という禍は人々が田舎の良さを再認識するきっかけになって居るんだと実感しています。


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