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もはや雑草ではなく 薬草。

文化の日の3連休。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私はと言いますと

近頃父の体調が不安定でその対応に追われています。


突如現れた下っ腹のゴム毬

ある日の朝のおむつ替えの時

<あれ?今日は尿の量が少ないな?>と思っていたら

数時間後に父の下腹がポッコリ膨れました。

膀胱がここに有るよ!!

と主張をしている位まん丸に張っています。

手で触れると空気が満タンに入ったゴム毬がお腹の中にあるみたい。

父が頸椎損傷した当初から将来的に導尿の必要が出てくるかもと

お医者さんに言われていたので元々尿の出が良くない人なのですが

短時間でこんなにカチカチ・パンパンに張ってしまうととビビります。

昨年末にもおしっこが出なくて慌てた事が有りましたが

その時は切り干し大根を煮出した汁を飲ませ無事解決しました。

因みに切り干し大根の汁は尿路結石のリスクが高い猫にも有効で

我が家では予防の為時々庭猫たちに少量の切り干し大根の煮汁を

チュールに混ぜ飲んでもらっています。

ほんのり甘さがある液体だからか

うちの子達は嫌がらずに飲んでくれています。


切り干し大根の煮汁の作り方


作り方はとても簡単です。

サッと洗った切り干し大根をひたひたのお水で煮だすだけ。

煮だす時間は適当ですがフツフツと湧いてきたら

弱火で5分~10分ほど煮て笊で濾します。

濾した汁は凍らせて保存できます。

私はめんどくさいのでジップ袋に入れ平らな所で薄く凍らせ

使う時にパキンと手で割って使っていますが

丁寧にしたい人は製氷皿に入れ1回分ずつ分けても良いですね。

切り干し大根本体は普通に味を付けて煮物で食べます。


体も心もフリーズ


しかし今回は頼みの綱の切り干し大根汁の効き目が薄い。

尿が出ても申し訳程度で下腹の大きさや硬さが全く変わりません。

私:「痛いとか、何か不快感はある?」と質問しても

父:「ううん・・・なぃ・・・・」と小さく答えるだけ。

父は脳が眠っている状態なのか反応が極薄く

体の機能も同時に閉じてしまっているようです。

丸一日様子を見てみてダメなら病院だねと母と話しました。


困った時の健康バイブル

またいつものように東城百合子先生の

「家庭でできる自然療法」の本を開きました。

巻末の索引を見ると

259ページに<尿の出にくい人のために>と言う項目が有ります。

通じがよいと、残らず回って自然のままに回し流される
これが一番の健康法です。
便通が悪い、尿通が悪いのでは自然に通じない。
今のうちに治しておくのだよとの自然の声で、思いやりです。
そんな時はすぎな茶を飲むと良い。
すぎなを生でも干したのでも熱湯をさして五・六分置いて飲む。

家庭でできる自然療法 東城百合子著より抜粋

幸い、スギナは5月頃収穫し干しておいた物が冷蔵庫にあったので

今回はスギナ茶を試してみました。


この項目には他にもビワの葉、ドクダミ等の薬草茶、

大根とお味噌の組み合わせや

カボチャ、小豆、トウモロコシのヒゲ等々

様々な食べ物が尿の出によいと書かれています。

詳しくは「家庭でできる自然療法」の本を読んでみて下さい。


スギナ茶の作り方


量は適当ですが湯飲み2杯分の熱湯に対し

ティースプーン山盛り1杯位のスギナを使いました。

スギナ茶を濾しながら薬呑み器に入れ

おやつの時間と夕食時に飲ませ様子を見ました。


スギナパワー炸裂

スギナ茶を飲んで数時間後、

夜10時のおむつ替えの時に大洪水級の尿が出て

それに伴い下腹もペッタンコになりました♪


スギナ凄い!

ありがとうスギナ!!

お~開通して良かったぁ~!!!

東城百合子先生、

いつも助けて下さって本当にありがとうございます♡


知らずに嫌うのは めっちゃ勿体ない

世の中で雑草として忌み嫌われているスギナですが

その効能は多岐に渡ります。

知らなければただの厄介者。

知れば知るほどありがたい植物です。

それが身近でしかもタダで手に入るって凄い。

体調が悪くなったら

病院やドラッグストアへ駆け込むのも良いけど

まずは原っぱへ行った方が早いかも。

大自然に無駄な物は何一つないんだな。

人間が知らないだけで

嫌って捨ててしまっている物が

他にも沢山有るのかもしれません。

自然の不思議な力と恩恵を実感した出来事でした。









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