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「公立中高一貫校入試問題は、教科書に書いてあることしか出題されない」と言うけれど…

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こんにちは。もねです。

現在進行形の中学受験母として、日々の奮闘を記録しつつ、後々どなたかのお役に立てばと思って書いていきます。
同じような境遇の方とつながっていけたら幸いです。

タイトルにある通り、公立中高一貫校の入試は、「適性検査」であって、「学力試験」ではない、というのが建前です。

また、教科書に書いていないことは出題してはいけないことになっているので、理科・社会・音楽・家庭科・保健体育など、教科書に書いてあることがそのまま出題されるような年もあるとか。

以前、栄光ゼミナールの保護者向けセミナーを受けた際、過去数年の入試で、すべての問題について、どの教科の、教科書でいうどの部分に対応しているかを一覧化して説明してくださったことがあり、とても面白い分析だなと思って聞いていました。

その話は後述するとして、
総合問題で問われる力は「思考力」「判断力」「表現力」である、とよく説明されます。

「思考力」であれば、
数字を使って計算する、論理的に考える必要のある問題

「判断力」は、
条件・情報整理が必要な問題、試行錯誤する必要のある問題

「表現力」は、
理由を答える、考え方を答える問題 で問われます。

ここで重要なのは、「記憶力」が問われるのではない、ということ。
公式を丸暗記するような能力は求められず、「与えられた条件で正しく手を動かせるか」「見たことのない問題に対して、冷静に取り組めるか・試行錯誤できるか」が重要、というお話がありました。


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