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「フィオラ・H・エストリア(ホープフィオ)」の評価【ラスピリ・ラストピリオド】

フィオラを引けたので評価記事を書きます。クリスマスに。
(初めてホープひけました。やったね!)

(0)総評

いまのところ(期待が大きすぎたのもあって)あまり評判が良くないですが、レイドではしっかり活躍してくれそうなユニット。最低限でもイオナ程度のクリティカルアタッカーとして働いてくれるため、どんなクエストでも連れていけるでしょう。ただし、カマイやアストレアのようにアリーナで人権になることはなさそうです。

以下ではカタログスペックの復習や、アビリティの実際の効果の検証、他ユニットとの性能比較をやっていきます。

(1)性能のおさらい

まずカタログスペックをおさらい。必要ない方は目次で次へ。

ステータス(Lv70時)

HP 12600
攻撃力 12600
スピード 50
攻撃回数 4

リーダースキル

「英帝の憤激」
ヒューマレルム所属ユニットの攻撃力、
攻撃時のクリティカルダメージ中アップ

スキル

「レオンズソウル」
敵1体に特大ダメージで5連続攻撃、
味方全体の攻撃力を特大アップ、
自分のSPを中回復、獅魂カウントが増加

この効果による獅魂カウント増加量はパーティの
ヒューマレルムのユニット数によって増加する(4体で最大効果+12)

獅魂カウントが15以上で以下の効果に変化

敵1体に極大ダメージで5連続攻撃、
ダメージ軽減効果を耐性を無視して中ダウン、
味方全体の攻撃力を超極大アップ、
しばらくの間スピードを中アップ、
自分のSPを全回復、獅魂カウントを15減少

なっが……。

アビリティ

1. 選定の剣
通常攻撃時に一定の確率で獅魂カウントが増加、
戦闘不能になると獅魂カウントがリセットされる(獅魂カウント最大+25)
2. ミニガッツ
戦闘不能になる時、一定回数HP1で生き返る
3. 双子の加護
攻撃時のクリティカル発生率が上昇、獅魂カウントの数に応じて、
スピードが上昇する(獅魂カウント+15で最大効果)

ボード

2 クリティカルマスター(CRT率+15% & CRT攻撃力+25%)
1 クリティカルダメージアップ(+24%)
4 クリティカルダメージアップ(+6%)
1 対木属性攻撃力(+12%)
5 対木属性攻撃力(+6%)
5 攻撃力アップ(+150)
3 セーフティエナジー(+6%)
4 自己回復量アップ(+5%)

(2)アビリティ効果値

・1アビ「選定の剣」について
通常攻撃時の獅魂カウント上昇量をカウント
 30/30 で獅魂カウントが 1 上昇
おそらく「通常攻撃時に100%の確率で獅魂カウントが1上昇する」効果

・3アビ「 双子の加護」のCRT率上昇量について
0コンボ状態で攻撃してクリティカル回数をカウント
 115/144 = 79.9%
よって「双子の加護」のCRT率上昇量は推定+50%(クリマス分が30%)
「クリティカル率アップ2」が+40%なので、それより高い効果か

・3アビ「 双子の加護」のスピード上昇について
獅魂カウント+1につき+5%(+15以上時に最大効果+75%)

(3)スキル効果値

・獅魂カウント上昇量
ヒューマレルムの人数4人で+12、3人で+9、2人で+6、1人で+3
ヒューマレルムの人数には本人を含むので+3が最低値

・攻撃力上昇量
変化前 攻撃力を特大アップ = 「40%3ターン」
変化後 攻撃力を超極大アップ = 「80%3ターン」

・SP回復量
変化前 中回復 = 「25%」
変化後 全回復 = 「100%」

・ダメージ軽減効果ダウン量(変化後のみ)
耐性を無視して中ダウン = 「30%3ターン」

・スピードアップ量(変化後のみ)
スピードを中アップ = 「30%2ターン」

(4)他ユニットとの比較

似た性能のユニットとしてクリティカルアタッカーの「転聖者カンパネルラ」、クリティカルアタッカー兼バッファーの「和服ルーイ」「ツリーオブライフ」と比較。

●フィオラ(ホープ)
HP12600 攻撃力13350 スピード50 LS:レルム憤激
CRT率+80%(推定) CRT攻撃力+98%
SP120 特大ダメージ +全体の攻撃力を特大アップ +SP中回復
SP120 極大ダメージ +全体の攻撃力を超極大アップ +SP全回復
   +敵のダメージ軽減中ダウン +全体のスピード中アップ
その他:セフエナ+18%、ガッツ2回、スピード+獅魂カウントx5%
●転聖者カンパネルラ
HP10715 攻撃力14522 スピード55 LS:火光神風(スピ+軽減)
CRT率+71% CRT攻撃力+145%
SP80 特大ダメージ +自分のスピードを大アップ
その他:スキチャ+8%、ガッツ2回、ラピアク+8、状態異常耐性+50%
●和服ルーイ
HP11343 攻撃力14065 スピード62 LS:火憤激
CRT率+40% CRT攻撃力+130%
SP120 極大ダメージ +全体の攻撃力を大アップ
その他:チェインエナ+15%xチェイン数、ガッツ1回
●ツリー・オブ・ライフ
HP11343 攻撃力14658 スピード50 LS:木闇憤激
CRT率+56% CRT攻撃力+128% セフパ+40%
SP100 特大ダメージ +全体の攻撃力を特大アップ(永続)
   +自分のHPを大回復
その他:スタンバイ+25%、リバイブ1回15%、ヘイトダウン

火力補正
攻撃力・CRT率・CRT攻撃力から出した単純な期待値(CRT率+30%時)を比較するとルーイと同等、ツリオやカンパネルラからは一段下がる。ホープ特有の運用を考えずに殴る際の使用感としてはイオナ(CRT率+80%、CRT攻撃力+80%)が一番近い。

スキル火力
【変化前】
SP120特大だが、SP中回復がついているので実質SP90特大スキル(=2ターン溜め可能)。威力×回転率を単純に比較すると、ツリオやカンパネルラと同等、ルーイには劣る。
【変化後】
必ず次のターンにもう一度スキルを撃てるので、ヒューマ縛りでコンスタントに変化後スキルが撃てる場合はルーイより高火力。

耐久
HPがやや高く、自己回復量アップがあるので集中攻撃を食らったときのリカバリーは少しだけしやすい。耐久力はルーイより上、状態異常耐性を考慮しなければカンパネルラよりも上だが、スキルで自己回復できるツリーオブライフには劣る。

スピード
ヒューマ4体編成の場合は一度スキルを発動した後は高速(最低でも+30%、最大で105%)を維持できる。スキル発動後は最速だが、初速はカンパネルラやルーイより遅く、ツリオと同値。ツリオのようなヘイトダウンはないのでセフエナを活かす前に殴られるパターンには注意が必要。

攻撃バフ
ゲーティア装備かつ2Tでスキル溜めが完了する場合を考える。
 ツリオ 1T目(40%)→4T目(80%)→7T目(以降120%)→...
 ルーイ 2T目(30%)→以降3Tおきにスキル(バフ量は常に30%)
 フィオ 2T目(40%)→以降40%、80%、120%を行き来する
     スキル使用ターン:2,5,6,9,12,13,16,17,20,21,...

ツリオが10T/15T動いた場合のターン開始時バフ内訳は以下の通り
 10T +0%:1T +40%:3T +80%:3T +120%:3T
 15T +0%:1T +40%:3T +80%:3T +120%:8T
フィオの場合は以下の通り
 10T +0%:2T +40%:5T +80%:1T +120%:2T
 15T +0%:2T +40%:7T +80%:2T +120%:4T

フィオラのバフは12T目から暫く[40→80→120→120→40→...]のループになる。フィオラ自身には常にスピードバフが付いた状態になるので、他ユニットはフィオラ本体よりバフが重なりやすい。

サタナや火フェイバー(未実装)を使って1T溜めが出来た場合、自身には最大160%、他ユニットには最大200%のバフを撒ける筈。

通常の運用の範囲ではツリーオブライフ未満、ルーイより上のバッファー。運用次第ではツリーオブライフより強力になる可能性がある。

デバフ
耐性無視のダメージ軽減中ダウンを入れられるのは比較対象中でフィオラのみ。デバフが入り始めるのがやや遅いのと、どうしても途中で途切れるタイミングがあるのが難点。ゲーティアかつ2T溜めの場合、最初に撃てるのが5T目。極大スキルを撃たずに通常スキルを撃つタイミングが9T目にある。

(5)ちょっと丁寧な総評

単純な火力補正比較では既存の同系ユニットより優れているということはありません。ただし、ヒューマユニットを複数編成をした場合のスキルの回転率が高いので、DPTでは逆転するかもしれません。クリティカルアタッカーとして最低限の性能は備えているので、何も考えずに編成してもそれなりの火力は出してくれます。

バッファーとしての性能はツリーオブライフにやや劣る程度で、デバッファーとしての役割も熟せます。ただしデバッファーとしてはスロースターターなので、本領を発揮するのはレイド(あるいはもっと長期戦になるコンテンツ)です。

レルム縛りについては、通常クエストに連れて行く程度なら意識する必要はありませんが、レイド等で運用する場合は意識する必要があります。装備レガリアや編成にもよりますが、例として「ゲーティア装備・2T溜め」の場合、クエスト終了までのフィオラの行動数が8回までなら4体、11回までなら2~4体、19回までなら3~4体、20回以上なら4体が良さそうです(下表参照)。

スキル経過表

アリーナではカマイ・アストレアが「スピードLS」「全体スキル」「クイック」を持っているのに対して、フィオはどれも持たないため大活躍は難しそうです。「非常に高いクリティカル率」「そこそこの火力」「多段攻撃」という要素は持っているので、初速の遅さを補えればヒューマの火枠としては採用できます。

レイドでのジンとの兼ね合いは何となく悪そうですが、実際にやってみたら両方採用が正解、というパターンになる気もします。

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以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。


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