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漢字の日に思う

昨日は、漢字の日だそうです。漢字の日といえば、今年の漢字。毎年、一般の投票により選ばれて、清水寺で揮毫される日ですね。土日はやらないということで、発表は今日でした。(この原稿を書いているのは日曜日)

以前の職場で、忘年会が開かれたときに「あなたの今年の漢字は?」というのをやりました。その年の自分を振り返って漢字1字で表すというもの。それぞれの回答を聞いて、なるほどねぇ・・と思ったり、そうそうそんなこともあったねぇなんて懐かしんだりするのでした。

その時は「梨」と答えました。梨農家さんと仲良くなったこともあって、梨を多く買うことができたり、傷のついた売り物にならない梨を、低温で焼いて水分を飛ばして、妻がお菓子作りの材料にしたり、そのまま食べたりしていました。

生の梨も、焼いた梨も、たくさん食べたし、稲城の梨は特に甘いので、感動していた時期でした。そのことを思い出して、漢字にしたことを記憶しています。漢字は、その一文字で意味が含まれているので、便利ですよね。


では、僕の今年の漢字は・・


「時」です。


時間は誰にでも平等に与えられているし、時間から逃れることはできないわけです。

良かれ悪しかれ、時を意識することが多くありました。それは、忙しい仕事という名の、経験のない残業時間だったり、朝の通勤への出発時刻が少しずつ遅くなっていたり、在宅勤務することで時間の感じ方が変わったり。

とはいえ、悪いことばかりではなくて、経験を積んだおかげで、業務がスムーズになっているのを感じたり、新しいことに挑戦する気力もついたのは良かったと思います。

ただ、家族との時間は減りましたし、妻の働き方も数年前から比べると大きく変わりました。

昨年、妻が地域の方々と立ち上げた会社は、なんとかかんとか1年を超えて、そして梨の季節に突入して、生産体制を増強したこともあって、商品数も種類も幅を持たせることができているようです。

このnoteでも、何度か紹介させていただいて、そのたびに読んでいただいた方に購入いただいています。ありがとうございます。

時を超えて、稲城の梨を知っていただけるきっかけになることは、とても嬉しいことだなぁと思います。クリスマスが近づいてもまだまだ生産は続いており、いかに多くの梨が集まったかを知らされています。

このnoteを書くことに使う時間も、とても膨大なものになっている気がします。

時は金なり・・という言葉があるように、とても大切なものなのは分かっているのです。それでも、色々な使い方が選べるはずの「時」の扱いに困って、まあいいかと捨てることのないようにしていきたいと強く思います。

自分の今年の漢字・・考えてみると、なかなか面白いですね。「時」か「金」か迷ったのですが、「時」で良かった。

清水寺で書かれた、今年の漢字は「金」でしたね。


#今年の漢字 #漢字 #漢字の日


最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、僕だけでなく家族で喜びます!