副反応の個人差
昨今の新型ウイルスのことを書くと、投稿の最初に断りが出るようになって久しいですね。初めのうちは、何だか変に緊張して、なんというかこの記事には「ウソ」が書かれているのでは・・とあらぬ誤解を抱きつつ読み進めていた頃もありました。
なんとなく乗り遅れちゃう日本という感じがして、個人的にはお国柄だなと思ってしまう、ワクチン接種も進みつつあります。さなかのオリンピックは、もうなんというか、パラレルワールドを見ているような気分でした。あの東京だよね??と。自分も住んでいるのですが。
さて、ワクチン接種による副反応が、結構強めに出るよ・・という報道が、良くも悪くも日本中を駆け巡っています。体質、体調、さまざまな要因がありそうですが、それはやった人にしか分からないし、むしろやった人にも分からないことでした。
1回目:筋肉注射のため、刺された時にズンとした痛みを感じました。それ以降は、腕をあげると痛くなる、筋肉痛のような症状になりましたが、それも翌日いっぱいという感じでした。心配していた発熱もなく、在宅勤務もなんとかこなせました。
色々な2回目経験者の投稿を読むにつけ、個人差ってこれだよね・・とまじまじと感じました。僕は、果たしてどんな副反応なのか。
2回目:問診時に「まぁ大体の人が、腕が痛くなるって感じみたいですよ。熱が出るのは出た人が声をあげるから、目立つんでしょうねぇ」とのお医者さんの見解。なんだ、そうか。僕も熱が出ないといいけど・・と思ってしまうと、それがどんな神様に通じるのか分からないけれど、裏目に出るのが僕の体質というか運というか。
ちょうど、ダチョウ倶楽部のあの伝統芸のように。口では「発熱しないで!」と言っているくせに、心では「発熱して!」と思っているのでしょうか・・。その思いが通じたのか、翌朝には38℃まで体温が上がっていました。
朝起きて、なんとなく体が重いと感じてはいましたが、いつもの朝の家事をこなさなければ時間がもったいない!と思い、洗濯物干し、味噌汁作り、目玉焼き、ご飯準備を一通り終えて、検温してみてハッとしました。
しかし、僕の思考は「お母さん化」しているところがあって、「やれるところまでやろう、風邪じゃないし」などと考えて、妻が起きても家事を続けていました。
妻に「熱測ったの?」と聞かれ、「うん、38℃だったよ。すごいね。」と呑気に答えたら、
「いや、すごいねじゃないよ。寝てれば。もっと上がるかもよ。」と妻。
予言は的中し、お昼過ぎには39℃台に・・熱い。慌てて解熱剤を飲んでゴロゴロしていました。noteを見てみると、いつもBGMに聞いているクリエイターさんの作品が更新されていて、とろけるように聞き込んでしまいました。音色はもとより、タメの絶妙さに唸ってしまいそうに。
この曲を聴きながら、お月見の話(ジャズのあの曲の誕生秘話)が思い浮かんだりもしました。解熱剤の効果はてきめんで、3時間程度で3℃体温が下がるという、魔法のような症状の回復を見せ、ことなきを得ました。
体を守るために、色々な反応が体にあったのだと思いますが、何日も苦しむ人もいるので、僕はまだ良かったのかなとも思います。一つの通過儀礼のような「発熱体験」でしたが、週末には次の週に更新する予定の原稿を書いて、サムネイル作成をしてくださっているinfocusさんに送るというミッションが待っており、結構焦っていました。
共有のためのURLを送って、やれやれ・・・と思っていたところに、infocusさんからのメールが。
おはようございます。
〜略〜
原稿ありがとうございます。
副反応は大好きですか?
〜略〜
・・のサムネイルから作らせていただきます。
(え?・・ふくはんのう、は、だいすき、ですか?)
いや、嫌いだから!・・・と自分でツッコんで、一人で吹いてしまいました。大事なところで、予測変換ミス。わかりやすくて、とても面白い間違いでした(笑)
後から妻にも報告してみると、「大嫌い」じゃないのがinfocusさんらしいポジティブな発言だね、とのこと。なるほど。
ともあれ、副反応は辛いものでした。気をつけようがないのかも知れませんが、皆様もどうぞご注意を。
副反応によって、いろんな癒しに出会いました・・という話。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、僕だけでなく家族で喜びます!