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100の花束

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スキを100以上もらった投稿を集めています。 100超えは、ひとつの夢です。 夢が叶ったお祝いのマガジン。 (なんのことはない自慢用マガジン)
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2022年1月の記事一覧

四つの季節

ある画家の絵を見た時、それは壁から飛び出しているようにも、吸い込まれるようにも見えた。 その絵は、画家の生きていた証拠であり、現代に生き続ける遺産になって、観る人を勇気づけてくれる。 その色彩、その筆つき、そして力強さ。その画面は動かない、そして写真でもない、声も音もない。 あるのは、光だ。 ー夏ー 「父のひまわり」 やっぱり、来るんじゃなかった。 少し後悔するほどに長い行列が見えた。 お世辞にも有名とは言えない、地方の小さな美術館なのに。 梅雨の終わり、うだ

noteの街にある、とある“まち”のこと

noteにはサークルという名の機能があって、複数人が集まって創作をしたり、交流をしているようです。当初、僕はそういう活動には参加しないつもりでした。 それは、毎日更新をするためには、余計なことをしていられないとか、内輪の盛り上がりに冷める外野、みたいな発想があったからです。嫌なやつですね(笑) しかしある日、僕の書いた投稿(モンブランについて推している暑苦しいもの)が、公式ではない、とあるサークルのマガジンに登録されたのです。 それまでも、サムネイルにイラストを使ってく

ひょっとしたら、“calling”かも知れない

「なんで、そんな体育会系の会社に入ったの⁉︎」 僕が体育会系とは程遠い性格をもち、驚くほど運動神経が悪いことを知る周囲からは、新卒で入社した社名を伝えると驚かれることがありました。 社名を聞けば、誰でも知っているような企業でした。体育会系のイメージは引っ越しや宅配便のような、物流という業種だったからでしょう。 単に興味があった、それだけの理由で、さんざん時間がかかった就職活動にケリをつけたかったのです。人よりも苦手なことだと自覚していたからこそ、事前の準備は早めにやった