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伊達を変えるおっくんの案その①

急に思いついたので書きます。

ここ最近伊達の強みってなんだろう?って考えていました。元々産業がある訳でもなく、どうやって街として稼いでいけるのか。稼げなければ次の世代へのバトンタッチが難しくなる。どうしたらいいのか。必死に考えています。

思いついたことをまとめていこうかなーと考えています。

・伊達の強みとは?

そもそも伊達の強みってなんだろうか考えていました。自然と街が程よくある所でご飯も美味しい街なんて沢山あるし、どうしても同じ土俵に立たないといけないんですよね。じゃあそこではない土俵ってなんだろう?って考えた時に思いついたのは伊達にはマルチな良さがあるってことに気づきました。

道東やオホーツクの方が確かに自然は綺麗。道東には世間がイメージする北海道の味が濃縮されています。確か羨ましいほど濃い。それ相応の不便さも聞くけど、やっぱり魅力は強い。それに比べてしまうと道南はちょっとイメージと違う。雪は少ない。自然はあるけど、水平線まで続く大地を見通せる景色はあんまりない。

でも伊達で言うならちょっと行けば洞爺湖や有珠山、羊蹄山がある。かと思えば街もそれなりにあり、札幌にも函館にも行きやすい。ニセコは車で1時間。空港も1時間ちょっと。半日あればすぐ移動できる。飯も美味いし、レストランのクオリティも高い。それに加えて雪が少ない。伊達は移住初心者向きな土地だし、移住スタートした時に北海道のおいしい所を全部味わえる。これは強いと思った。大樹町ほどの世界で唯一無二感はないけど、北海道ではなかなかに際立った強みがあるんじゃないかなと思っています。まぁ胆振全般に言えるのかもだけど、その中でも伊達は際立っていると自信もって言えます。

・スーパーリモートワークベッドタウン計画

そこで思うのはもっとリモートワークができる人に向けて伊達をベッドタウンにしてもらおうと言うもの。その名も「スーパーリモートワークベッドタウン計画」です。って言うのも地方創生テレワーク交付金も出ていたことだし、コロナで加速した地方への流れを政府も進めようとしています。結構本気を感じます。

このコロナで増えたリモートワークできる人を囲い込んで北海道で住み良い環境の伊達に来て住んでもらう。(まぁあまり地方移住の流れって大きなムーブメントにはなっていませんが)まぁ思っている本当の狙いは移住ではないです。ただ住むだけではなく、ここの伊達の地で面白いことをしてほしいんです。だって東京とかってそうじゃないですか。東京にわざわざ人が集まるのは、建物があるからっていうのもあるだろうけど、面白い人がいるからなんですよ。東京にいたら面白いことができるんですよ。

でもオンライン化が進んだ今、果たして東京じゃないといけないですかね?まだ東京じゃないといけないところはあるでしょうね。でもそこにしか無い飲食店や特殊なハードを除けば大体オンラインで面白いことができて、すぐに形にできる訳ですよ。住みやすい土地に住みながら働く方がよっぽど幸福度上がります。

伊達に移住してもらい、ハブスポット(コワクとかサテライトオフィスとかそんなところ?)で異業種の人がどんどん混ざり合い、面白いことを回し始める。それが面白いと思っているし、これが地方を変えるモデルケースとしては一番有効なんじゃないかと考えています。(2021年3月末現在)

これってUGCにも似ていて、あまり宣伝かけなくても実際にかけているコスト以上のプロモーションができるし、これが起きている街が東京であり、地方都市なんだと思っています。そして末端に行けば行くほどその動きは鈍くなります。でも田舎でそのサイクルが起きたらどうなりますか?どんどん露出していけます。魅力が伝わりますよ。まずはゼロを1にする作業を重ねる必要だと思うんです。初めから100取りに行くのは無理です。だから1個ずつ重ねるんです。

なかなか鶏が先か卵が先かみたいになって来て自分でも正解がわからなくなっていますが、とにかくやってみないとどうなるか分からないし、まずバットを振らないとヒットなんて打てない訳ですから、どんどん振っていける空気感を作っていきたいですね。

・求められる価値観のシフト

スーパーリモートワークベットタウン計画の肝がハブスポットな訳ですが、実はこれって新しいハードって要らなくて(あれば嬉しいけど)概念とか文化みたいなソフトなものなので、お寺なり街の余っている所でスモールスタートできることなんですよね。

なんかこうしないと進まないなんてことは無くて、まずコツコツやってみないと始まらんのですよね。そのコツコツを何回できるか。実験や失敗を何回できるか。それを共有してアジャストしてやっていく。今までの発想をある意味ぶっ飛ばしたことが必要になってくると思います。(自分からしたら色んなデータや情報を見ているので、そこまで奇をてらったことはしていないつもり)

・地方こそ尖れ

そんなことを思うと今まで横一線で学校での学習という土俵で優秀だったやつがすごい!みたいな感じでしたけど、社会に出たらそんなのどうでもよくて自分唯一の価値を磨いた方がよっぽどすごいんですよ。

地方だから田舎だからダメなのではなくて、地方だから田舎だからできることって山ほどあるんですよ。地方だから小さく始められることって沢山あるんですよ。マンモス学校にiPad入れるより、1クラス十人もいない所に配った方が圧倒的に楽じゃないですか。そこでiPadやデジタル使いこなせる尖った人材が出たらどうですか?めちゃくちゃ価値があると思いませんか。

そういう戦略を立てて違う土俵に立たないと、そら明るい未来なんてないですよ。後を追って同じ土俵で相撲とっちゃダメですよ。

・どこまで変化に対応できるのか

今と昔ではよく違うと言いますけど、それは本当でしょう。でも今も昔も変わらないとやっていけないのは当たり前で、それがいつしか高度経済成長で「やれば当たる」みたいな景色を令和になっても引きずっている人が多いように思います。

でもコロナでより「いかに変化できるか?」ということがやっぱり大切なんだと再認識させられました。嫌になるほど教え込まれた。自分もいつまで変われるエネルギーがあるのか分からないけど、バトンを繋ぐためにも変わることにエネルギーを削られないように今から鍛えておきたいなーとは思うのです。(生きるってしんどいね)

そんなことをうだうだ考えながら、今度「おっくんの未来バナシ」をします。お時間ある方は来るか、オンライン見てください。よろしくお願いします!


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