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脱毛

脱毛に行き始めたのが2017年のはじめ。
特に悩んでいたわけではないが、
結構な濃さだった。毛が。体中。
肌が白いのもあり、毛を剃ってもこれから生えてくる毛が濃いので透けて見えちゃってる~、ぐらいの。

そして先日通い終わりました。
30回くらい行ったのかなあ。
ワキ、ひざ、デリケートゾーン、腰(ここが濃かったんよ!!)以外はほぼツルツル。
産毛は残ってるけど、もうそんなん全然良い。
産毛はかわいい。あった方が。

特に膝下のツルツルには、本当に感謝。
脱毛以前はくるぶしから上はもう剛毛がボンボン生えていたので、うかつに履けなかったのだ。
くるぶし以上の短いボトムスを。

しかし、今は違う。

短パンだろうが、横にスリットがはいってよーが、
オールオッケー。
寝起きにゴミ出しもおっけー。
誰も見てないとかそういうことやないんよ。
自分がやなんよね。

それがもう、無い。
私は冬に脱毛行くのが寒すぎて3年かかったが、
本当に感謝している。
今も、ただショートパンツで家にいるだけだが、
つるつるの足を触りつつしんみりしています。
以前は足と足が触るだけでチクチクしてたから。

ありがとう、脱毛。

そうそう、なぜそのタイミングだったのか?
て事なんですが、
2016年10月に会社を辞め、
退職金が数ヶ月後に(たしか)入ってきたのです。
それと同時期に、たまたまお母さんに聞いたのです。
お母さんは、腕は濃いのに、脇毛は昔から無かったので疑問だったのです。
そしたら答えはこうでした。
「退職金で脱毛したんだよ」と。

なるほどね〜!
それを聞いて、ちょうど退職金が入ってきた私は
「やろ」となったのでした。
抵抗があった訳では無いが、
1番身近な人がやってた、というだけで
急にぐっと親近感を覚えたんですね。脱毛に。

30代後半、
そこまで気にしてないと思ってたけど、
やっぱり無意識レベルで小さい頃から
「周りに比べて毛が濃いな」
ってのはコンプレックスだったんだな~
と、毛が無くなったいま思う。
体験してみなきゃわからないことでした。
あ、逆に小さい頃の方が気にしてたか。
大人になるにつれ
「気にしないようにしてた」
ということなのかも。

もちろんお金はかかったけど、
それで知らず知らずのうちに積もっていた小さなストレスから解放されたんだと思うと安すぎる。
というか、お金で解決できるのがすごい。

お金で解決できるもんは
ちゃっちゃとやっちゃった方がいい。
そう思った。
これは母の思想なんだなと思う。
ありがとう、お母さん。

たかが脱毛、されど脱毛。


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