メギド3周年で期待したいシステム面の改修あれこれ

もうすぐメギド3周年。2周年が色々あって散々だったので今年は何事もなく穏便に過ぎて欲しいと思う一方、そろそろド派手な改修も欲しいという思いも正直ある。というわけで、今回はメギド3周年に期待したいことをシステム面に限定して勝手に書き殴っていこうと思う。誰にリジェネして欲しいとかこういうイベントが欲しい、という話は気が向けば書く。

難易度設定の再考を

つい数日前、メインクエストが更新され、早速Rジズの出番がなくなった。ノーマル難易度なら無理やり使うこともできそうだが、トランスを上書きしてくる相手には攻略適正のあるパーティーを組んだ方がさすがにいいだろう。少し早すぎるとも思える対策に賛否両論ありそうだが、ひとまず運営の方向性は示せたと思う。

ただ、やはり心深圏ですら出番のないメギドたちが光を見ることはなかった。今回追加されたメインクエストの難易度は最近の傾向から見ると低いほうだが、どうしてもパズル感が拭えない。メギドの選出さえ間違えなければ楽にクリアできる一方、ガープで守って回復してマルコの奥義でダメージを与えていく、みたいないわゆる原始的なガープ戦法は通用しない。一芸に秀でたメギドでないと出番が貰えない、という状況は今後も続きそうだ。

やっぱりノーマル以下の難易度、イージーモードの実装は必要だろう。もしくは今のノーマルをさらに簡単にするでもいい。ストーリーは良い意味でどんどん複雑になっていき、ついにメギドラル側のソロモン王が登場するというインパクトの大きい内容や、18歳組をはじめとした色んな答え合わせもあった。ストーリーだけを追って「いた」人たちも是非読んで欲しいのだが、週1レベルでしかログインしない人たちにどう7章終盤あたりの鬼畜難易度を攻略してもらうか、という話だ。

一方、高難易度を求める人たちの目線で考えた場合でも、ハードの存在意義が分からなくなっている。メギドは全ステージにノーマル、ハード、ベリーハードと3段階の難易度が用意されているわけだが、ハードはクリア報酬目的で1回攻略すれば終わり。スキップチケを使うこともない。難易度的な意味でも、ハードをクリアできるなら大体ベリーハードもクリアできるようになっているというのも問題だ。

というわけで、「イージーの実装またはノーマルのイージー化、およびハードの見直し」を期待したい。これを一気に解決するには、

・ノーマル → イージー化(ガープ戦法が通じるレベル)
・ハード → 現状のノーマルレベルぐらいに
・ベリーハード → 現状のまま

のようにするのはどうだろう。ノーマルとハードの差別化をするため、ノーマルはスキップチケット使用不可、ハードからスキップチケット使用可にするなどを盛り込んでもよいと考える。

マスクの撤廃+状態異常耐性の表示

これも攻略につながる話になるが、初回挑戦時、ボスはその正体を含めてすべてのパラメーターがマスキングされている。挑戦してすぐリタイアすれば(スタミナは勿体ないが)全てのマスクが即外れるというのも相まって、なぜ隠しているのかが分からない。ましてや最近の高難易度は初見殺しも少なくはなく、ただユーザーに不快を与えているだけの状況となっている。ストーリーを盛り上げるためという側面もあるかもしれないが、僕はただ面倒としか感じていない。

マスクの撤廃を大前提として、もうひとつ、そろそろ状態異常耐性を表示させてもいいと思うのだがどうだろうか。一芸に秀でたメギドたちは出番があるといっても、その一芸が通じるかどうかは攻略wikiを見ないと分からない。また、それに気づかないままにゴリ押しでクリアして、後からちょっぴり後悔、というのも僕は何度か経験した。

メギドの状態異常は強力だ。フォトン各種を抑制するめまい、感電、呪いはまだマシで、睡眠やねずみ化などは入りさえすれば完封に近い形でバトルを有利に進めることができる。だからこそ状態異常耐性を隠すというのは理解できるのだが、その分、耐性持ちの敵があまりにも多すぎる。つまるところ根本的には0か100かの状態異常自体の見直しが必要なのだが、それはさすがにゲーム性をひっくり返すことになるので難しいか。

少し話がずれるが、状態異常にはトランスがまだ実装されていない。そこにも少しだけ期待したい。

心深圏の見直し

心深圏やってますか?

Rジズのおかげでだいぶマシになったが、その分作業感がマシマシに。Rジズと適当な協奏メギドを使えば、絶不調状態でもセーバーグランドですら薙ぎ倒せるのだが・・・これがエンドコンテンツかと思うと・・・。一方アタックを何回使えだのチャージを何個取れだの、「舐めプ」を強要するミッションの達成が難しくなっているのが本末転倒である。

僕はラッシュとカウンターのエピック霊宝一式を揃えたところからずっとプレイしていない。楽しくないのだ。あれを延々と毎日・毎週続けられる人は煽りではなく本当にすごいと思う。

エンドコンテンツなのでやらなくていいと言えばそれで終わる話だが、それなりに開発工数もかけただろうに勿体ないなと思う。かといってどう改修すればいいかと言われると難しい。今更ミッションや調子を撤廃しろというのは簡単だが違うし、うーん・・・ソートやフィルタ機能の強化、オーブや霊宝の付け外しなどUI全体の改修なども考えられるが・・・とにかく全体的に見直して欲しいと思っている。要求仕様レベルから作り直すぐらいを求めたいのだが、それはさすがに厳しいか。

テキストログ確認機能

今回のメインクエスト、何度も巻き戻って読み直した。単純にテキストが難しく、単語も複雑で頭に入ってくるのに時間を要した。こういうときに10行ぐらいまとめて読めるといいと思うのだが、残念なことにメギドにはログを一覧表示させる機能がない。

メギドのストーリー進行はこの手のゲーム同様、古くからあるアドベンチャーノベルゲームと同じ方式である。紙芝居方式とでも言うのだろうか。登場人物の会話によって物語が進んでいくので、あれ、この人物はさっきどういう発言をしていたかな…と思って調べようと思うことが多々ある。メギドでは下のプログレスバー(これがまためちゃくちゃ操作しにくい!)で巻き戻すしか方法がなく、折角の重厚なストーリーを台無しにしている・・・は言い過ぎか。

最後に、Rジズの先にあるもの

Rジズ以降実装されたメギドは配布も含めてなかなかバランスが取れている。ミノソンで死にかけていた雷アタッカーやエレキを救済できたし、フィロタヌスで炎地形ダメージの耐久という新たな戦法も生まれた。配布メギドたちもオーラという新たな戦法のイントロダクションとして扱いやすい性能になっていて、うまくガチャに誘導できていると思う。(ただしガチャでオーラ使いはまだ実装されていない・・・そういうところだぞメギド・・・)

この調子で各種戦法の強化、新戦法の実装に力を入れていってくれれば嬉しい。間違いなくインフレしていくことになるが、これはもう仕方ない。3年も続くゲームでインフレを抑制できるわけがない。Rジズはその入口というか、ターニングポイント的な感じになるのではないか。

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