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Clubhouse(クラブハウス)のはじめ方や、招待枠なしで友人から招待してもらう方法。

(2021年1月28日更新)

お疲れ様です。もなきです。
転職エージェントをしたり、キャリア系のYouTubeをしたり、スタートアップ企業の採用のお手伝いをしたりしています。

Twitterにとどまらず、Facebook上でも「Clubhouseはじめました」が溢れかえっています。一方で、
・Clubhouse(クラブハウス)のはじめ方が分からない
・招待枠ってどうやって入手したらいいの?
・やる意味あるの?今後の可能性は?
という声が多いので、自分なりの雑観を書いてみたいと思います。

【1】Clubhouseとは何か

Clubhouseは、音声版Twitterと呼ばれる音声チャットのアプリです。昨年(2020年)に創業したアメリカのスタートアップが制作したそうですね。わずか1年くらいで日本にも参入してくるって、かなりのスピード展開です。

実際に使用してみて、特徴をいくつか挙げると以下かなと思います。

・チャットルームに自由に出入りして、そこでされている会話に参加できる。聞くだけでもいいし、音声で参加することも可能。
・自分でチャットルームを作成することもスマホ一つで簡単にできる。
・会話内容は残らない(アーカイブ無し)のでその場限りの会話を楽しめる。入退室も自由。
・芸能人やスポーツ選手も参加してきている。
・映像を使用せずに音声のみなので気軽に参加可能(ノーメイク、パジャマ姿でもOKですね)
・TwitterとInstagramとの連携
・コメント機能は無し(荒れるリスクも少ない)
・2021年1月27日現在、招待制(2名のみ招待できる)でiOSのみ可能

主要な特徴としてはこんなところでしょうか。他にも思いついたら更新していきますね。

【2】Clubhouseが盛り上がっている理由

SNS上を賑わしたポイントでもあると思うのですが、2021年1月27日現在は、完全招待制(2名のみ招待できる)なのです。

この「2名」ってところが絶妙ですよね。一緒にトークしたい未参入の人を誘うでもいいですし、何か恩を売っておきたい人(⁉︎)をそれとなく誘うでもいいですし、意中の異性へのプレゼント的に誘うのでもよいかもしれません。「特別な2名をどう選ぶか」ということで、最初の面白さがあります。

上のツイートにも書いたのですが、Twitterでこれだけみんなが「#Clubhouse」でツイートをしていると、行動経済学でいう『ハーディング効果』が働きます。多数の人と同じ行動をとって安心感を得たいという、人間の心理をつくのに絶妙な仕掛けですね。

メルカリでClubhouseの招待枠が1〜3万円で売られていた、なんていうツイートも話題になっていました。人間の欲求が集まる場所でお金の匂いを感じて何かのアクションを起こす人はいつの時代も絶えない。。

【3】Clubhouseを始めるには

僕も初めはTwitter上で「なんか話題になってんな〜」くらいにしか見ていなかったのですが「誰か招待枠ください!」みたいなツイートをするのもちょっと気が引けてしまい静観していました。

できれば、身近な人から招待枠をしれっと受け取り、しれっと「Clubhouseはじめました」ってツイートしたいじゃないですか(笑)

結果的に、仕事上でもプライベートでも仲良くしている友人兼ビジネスパートナーから招待枠をいただき、始めることができました。感謝!

さて、招待を受けてClubhouseを始めるやり方は以下です。

①知り合いに自分(あなた)の電話番号を伝える(2021年1月27日現在、Clubhouseは電話番号で招待するシステムです)
②自分(あなた)の電話番号入りで電話帳登録をしてもらう
③Clubhouseアプリの上部のメールマークのタブから自分(あなた)をえらんでもらう
④SMS(ショートメール)があなたに届く(2通届いているかと思います)
⑤SMSのURLの方をコピーしてブラウザに貼り付けるとアプリダウンロードのページに飛ぶ
⑥手順に従いあなたの情報を入力
※ここであなたの電話番号を入れるのですが、海外製のアプリのため、携帯番号の最初の「0(ゼロ)」を除いたところから入れていきます。
※例えば携帯番号が090-1234-5678の方であれば、+81(←日本)のあとに「90-1234-5678」を入れます。
⑦TwitterやInstagramを連携したり、興味関心のあるカテゴリや最初にフォローする人を選択したりプロフィール設定をする。

今後、仕様は変わっていくかもしれませんが、現状こんな流れでした。英語仕様に少し戸惑うかもしれませんが、ここまでできれば、あとはおそらく直感でできます。

【4】招待枠をゲットする方法

現時点では、ここが少し難関な気がします。今後、招待枠の数が増えるとかいう話もあるので、待っていれば見つかるとは思いますが、なるはやでゲットしたいと思うアーリーアダプターの方も多いかと思います。

上述したように、自身の電話番号を教える必要があるので、フリマアプリやLINEのオープンチャットなどで見ず知らずの人から受け取るのは抵抗感がありますよね。。

おすすめのやり方としては、複数名(できれば3人〜5人くらい、信頼できる仲間、iOSユーザー)で「Clubhouseの招待枠をゲットしたら連携しよう!」という同盟を作っておくとよいかと思います。確実性を取るなら、2つくらいそのような同盟を組んでいくとよいかもですね。

その同盟内で、誰かが招待枠を入手したら、リレー形式で回していけば確実に回すことができます。僕も実際に、仲の良いTwitter上の数名のグループ内でこのリレー形式を実施しました(結果的に僕が起点となって全員が入手しました)

ただ、ここでまた一つ朗報が。まだ検証が必要ではありますが、招待枠なしで友人を招待する方法がある、という噂がTwitter上でもちらほら見かけられるようになりました。説明が分かりやすかったツイートをいくつか貼っておきます。ただ、人によってはできなかったケースも散見されるみたいなので、使用回数などに何らかの制限があるのかもしれませんね。

【5】今後の日本でClubhouseはどうなっていくか考察

「こんなの一過性のブームでしょ?」
「すぐに飽きられるよ」
「一部のインフルエンサーや経営者がやっているだけ」

そんな声も早くも聞かれていますが(ただ、その言っている人が招待枠を受け取れずユーザー体験をしていないこともw)、僕は意外と流行るのではないかと思っています。

まず第一に、「コロナ禍におけるステイホームでスキマ時間の増加」です。これまでよりも家にいる時間が増えていく中、気軽に誰かと会話したり、学びを得たいというニーズは増加しました。バックグラウンド再生ができるので、移動中や家事の合間、他のスマホアプリを開きながらなど、昔のラジオ感覚で楽しむ人は多いと思います。人に与えられた時間は有限なので、この「可処分所得の奪い合い合戦」は今後も激化しそうですね。

第二に「雑談から生まれる価値」です。リモートワークの普及で色んな生産性の向上がはかれた一方で、よく挙げられるのが「雑談」の喪失です。何気ない仕事中の同僚との会話から新しいヒントを得たりビジネスに繋がったりすることが、リモート中心の世界観だと少なくなりました。Zoom飲みやDiscordでそれを代替しているケースもありますが、まだまだ少数です。もちろん、Clubhouse上でも「何の学びもない雑談」もたくさんあるでしょうが、フォローする人や雑談する相手を選んだ上で「この人との雑談は学びが大きい」というニーズは一定あるのではないかと思います。アーカイブされない雑談だと、ポロッとすごい貴重な情報を話しちゃったりすることもあるので、その宝探し感はありますよね。

第三に「企業がファンメイクとして活用する」事例が増えるのではないかと思います。昨今、モノが溢れている中で、私たちは商品やサービスの機能性や価格よりも、そこに「どんなストーリーがあるか」「どんな人たちが作っているのか」でモノを選択することが増えています。
2019年M1王者ミルクボーイのネタでもあった「コーンフレークは生産者の顔が浮かばんのよ!」じゃないですが、生産者の顔やストーリーが浮かび伝播されていくかは、ファンメイクの上で重要になってきます。
Clubhouseが、TwitterやInstagramとの連携を強化しているのもおそらくその辺りに背景があるのではないかと。昨今、実名顔出し社名出しでTwitterやInstagramを活用している人は増えています。そこで日々発信される情報から、その人のファンを増やしていき、ビジネス上でもメリットが大きくなってきています。そのTwitterやInstagramのフォロワーさんに対して、よりリアルに情報発信しファンの濃さを上げていくのにはいいかもですね。
また、今後よりユーザーが増えていったら、新卒採用や中途採用での情報発信としてClubhouseを活用することも増えてくるかと思います。

【6】まとめの話

Clubhouseをインストールしたばかりの初心者で、まだそこまで活用しきれていない中ではありますが、利用前後で色々と難関があったり、活用の仕方が分からない部分が多かったので、衝動的にこのnoteを書きました。少しでも参考になったら嬉しいです。

ちなみに僕は、普段はしっかりと話す内容を練って、台本作成してYouTube撮影をしているので、リアルな対談形式というものはちょっと苦手意識があります。

あとは、雑談の途中から参加することで「既に話に出たことを話しちゃったらどうしよう」みたいな空気感を過度に気にする性分なので、やるなら計画的にやりたいな、と腰が重くなってはいます。

ただ、いつまでも苦手でいても成長はないので、近々機会があったら誰かと何気ないトークテーマで雑談をしてみたいなと思います。

もし、自分もClubhouseはじめたよ!という方いたら「もなき」で検索してフォローいただけると幸いですm(_ _)m

長文読んでいただき、ありがとうございました。

サポート金を元手にその方とランチに行きたいです(都内のみ)つまり、500円が1,000円のランチに化けます。