本当に大事なのは筋トレじゃない脳トレだ!
前編 アキレス腱を断裂した脳科学者が考えていたこととは?
不思議な不思議なファシア(筋膜)
全身の連携っていうのでもう一つ驚いたのが、アキレス腱切れてるので動かないはずなんだけど。
腱ていうのはアキレス腱というのは要は、ふくらはぎの筋肉と骨を足の骨をくっつけている接合部分ですね。腱ってのはそもそも筋肉と骨をくっつけるための素材ですから、それが切れちゃうとふくらはぎの筋肉がうまく働かないので、足を動かせないはずなんですけど。
でも微妙に動かせたんですよね。それについてすごく不思議に思って、お医者さんに聞いてみたら、「もちろん筋肉は繋がってないんだけど、筋膜、筋肉を覆っている膜が実は繋がっているから、多少は動くんだよ」って教えてもらいました。だから筋力は発揮できないけど多少動かすことぐらいはできるんだっていうね。すごいですよね。
筋膜っていうのが、筋膜リリースとかってよく言いますけど。筋肉自体は一個一個単体なんだけど、筋膜で全身つながってるっていうね。ちょうど、だから私は何を課題にしていたかっていうと、実は最近ちょっと扁平足気味で。ちょっと前まではプールに行って歩いても、ちゃんときれいな足あとが付いてたんだけど、最近の悩みは扁平足なんですよね。要は足のアーチがうまく作れてないんですよ。それってなんか足の筋肉が衰えてるって思いがちなんですけど、今行ってるトレーニングでは、実は、だから足の問題だけじゃなくて、実は足の筋膜ってのはずっとここまで繋がってるから、頭のてっぺんまで。ここのどっかに問題があるんだけど。
私の場合はやっぱり体感っていうかお腹、腹圧みたいなところに問題があって。ここがこうダラーっとしてるから足にも力を入れなくてアーチが潰れちゃってるわけです。それで暮らしてるんで、なんかドタバタ歩くような感じになっちゃってるんですよね。なのでちゃんとすっとやるとですね、ちゃんとまたアーチが復活してきたっていうね。ちゃんとお腹に適度にちゃんとクッと入れてちゃんと呼吸をして、開いている肋骨をちゃんと閉じてやるとアーチが生まれてくる訳です。凄いなあと思って。むしろじゃアーチがあった頃の自分はそれを無意識にできてたんだなぁって。いつからかできなくなっちゃったんだな。
ていうことでだから結局アーチがないと足のベタっと歩いているわけだから。その衝撃っていうのは全部どこに来るかっていうと、アキレス腱にくるわけなんですよね。そんなんで走ったりしてるわけで、サッカーなんかしているわけですから、もう全部の衝撃がアキレス腱に来て切れたっていうね。だからアキレス腱はどんなにストレッチしても、どんなスポーツ選手でも切れる時は切れるって言いますけど。私もね理学療法士さんと話してて「切れるべくして切れたね」みたいな感じに言われてまして、要はそんな体の使い方、そんな歩き方してたらそりゃアキレス腱に負担いくよねそうかと思って。まさにその課題にしてたところが本当に弱ってて。何か本当に、鎖は弱いところか切れるじゃないけど、うんなんか来たなって感じで。でもだからトレーニングの方向性としては間違ってなかったってことで。うんですよね。とにかくそうだから筋膜っていうのが、全身つながってるとか。さっきのアキレス腱も、アキレス腱を突っ張ると太ももまで引っ張られてるような感じがするとかって言って、全身が繋がってるんだなっていうのは当たり前なんだけど、面白いなって思ってます。
リハビリは筋トレじゃない脳トレだ!
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