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模範的な良い人生を歩む必要はない

皆さんは自分と正反対の人に憧れたことはありますか?

私は地味で暗いので派手で明るい人への憧れがありました。
友達が少なくインドアなので遊びも地味なものが多く、友達が沢山居てアウトドアなド派手な遊びをやる人に憧れたこともあります。

しかし高校生の頃、縁あって私は派手なグループに所属していたことがあります。美男美女ばかりでみんな良い人、優しくて暖かくていつも賑やかで…お金がすぐに無くなってしまいますが思い出が沢山、良い写真が沢山撮れました。短い間でしたが家族のような絆を感じさせるような日々でした。

世間一般で言う絵に描いたような良い人生を過ごしていたと思います。誰にでも自慢出来る素晴らしい日々を送っていたと言えるでしょう。
しかし私はこう感じでしまいました。

すっげ〜〜〜疲れる!!


もう無理耐えられん。グループLINEのせいで常に人気を感じさせるし毎日疲れる。学校が終わった後も一緒だし、土曜はともかく日曜まで遊ぶとか頭がおかしい…ゲームがやりたい本が読みたい一人で遊びたい…。

私は自己否定が過ぎる所があるので、正反対な人は私にとっての正解だと勘違いしていたのです。
私に無いものを持っているから良く見える、ただの無い物ねだりだったんです。

意味もなくただ楽だから暗いのではなく、人付き合いで疲れやすく体力がないから省エネの暗い性格になったんです。一人でも楽しめるような趣味を選ぶようになったのでしょう。全て正しい選択だったんです。

生き方に正解なんてありません。
犯罪行為をしたり誰かに迷惑をかける行為はダメですが、世間が求める模範的な良い人生や良い人間を目指す必要なんてないんです。

あなたが世間が思う模範的な人生に対して適性があるのか、素直に楽しめる性格なのか、その部分に対して世間の人たちは何も知りませんし何の責任も取ってはくれないのです。

沢山の友達と楽しく遊んで、仕事も結果を出して出世して、結婚して子育てもして親孝行もして何もかも順調にクリアしていって家族に囲まれて天寿を全うする。

まさに模範的な良い人生ですね〜素晴らしい!
『出来るのならば』って点を除けばですが…。

私は人間が嫌いなので極力一人で居たいですし、家族や友達であれ会うのは数年に1回で良いという考えです。仕事も嫌いなので出世レースなんか付き合うつもりは無いですし、将来的には一人で稼げるようになることが目標です。環境の変化に感じるストレスが過剰なので結婚や子育てなんて考えるだけでも鬱になるので適性はないと思っています。

本質的な性格を知ったからこそ模範的な人生を全否定出来るようになりました。もう学生の頃のように無い物ねだりをすることはないでしょう。

私らしく悔いのないように生きていくこと、これが私にとっての正解です。

ただ結婚や子育てをしている同級生は立派だと思いますし、心がモヤモヤすることはあります。全ての生き物は子孫を残すことが目的で生きているので、私の中の本能が私の生き方を否定しているのかも…?
まあ個人的には本能に素直に従うというのは面白くないのでとことん足掻いて見せましょう。私はヒトではなく人間なのですから。本能を超えた新しい生き方をして理屈で自分を納得させて見せます。

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