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ワクワクはどこに。(前編)

私のワクワクはどこだろう。
ふと、そんなことが頭をよぎった。

最近、ジェットコースターのように気持ちが上ったり、下がったりを繰り返していて、あれをやりたい、これをやりたいと、現状を変えようとする思考が止まらない。いっそ陶芸家とかキャンドルアーティストのように、自分で物を作ってブランドを持って・・・なんて事まで思う。もちろん、それは一つの選択肢としてあってもいいと思うし、絶対出来ないとは思いたくない。ただ、私は12年写真を撮り続けてきた。なのに何か一つのことに打ち込めている人がとても羨ましい。その現状が今の課題だ。自分がやっていること、やってきたことを認められていない気持ちの表れだと思う。だから気持ちが良くない。

先日、私が大好きなアーティスト、superbeaverのツアーファイナルのライブが開催されることを知っていた。大体行きたいライブのチケットはファンクラブ先行で前もって買っているのだが、今回は買っていなかった。行きたい気持ちが、私の親指を動かし、たまたま注釈付き席の席が空いていることに気づき、速攻購入。何かのメッセージだと思った。注釈付きだからと俯瞰してゆっくりライブを見てみようなんて心構えが間違っていた。誰一人として傍観者にせず、ステージの上に立っているボーカルの渋谷さんを見て、我を忘れる程、手を振って、泣いた。

音楽を通して、言葉を通して、生き方を通してステージに立っている人はたくさんいる。私はフォトグラファー、舞台の裏の人間だ。と決めつけて、自分が自分の人生の舞台に立てていないことを理解した。自分の舞台を傍観者のように眺めて誰か手を引っ張ってくれやしないかと、見えない何かに期待していた。

霧の中にいて、どこにいるのか分からないそんな感覚。正解の道すらない自分の舞台への道は、私にしか見つけられないだろう。私だけの道を探すために、ワクワクと好奇心が私のコンパスになってくれるんだと思った。

だから今、ワクワクを大事にしたい。


続く。


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