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20200726

勉強

今日は平成29年度の国内旅行業務取扱管理者の過去問を解いた。
点数は
業法:80
約款:84
実務:94
最近コンスタントにそれなりの点数が取れてきてとてもうれしい。
序盤こそ覚えること多くてなかなか苦痛だったけど、最近は問題を解くのも楽しくなってきた。
勉強の成果って本試験の1ヶ月前前後から急に伸びてくるから、この調子で頑張っていきたい。

思い出整理

前回とちょっと被ってるけど、テーマはティールーム。
印象に残っているティールームを整理していく。
画像見たら尋常じゃない数があった…全部書いたら多分これだけで30記事ぐらいは書ける…
さすがにそれは無理なので一部だけを。今回は文章メインで長い。

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まずはこれ。場所は大阪・天王寺にあった「A.C.パークス ティーサロン」(※現在は閉店)
実は自分が本格的に紅茶を飲み始めたのはたかだか4~5年ほど前と最近のこと。
その前からなんとなく紅茶は好きで、午後ティーの無糖をよく飲んでいた。
そして大学4年の頃、無事に卒論を書き終わって受理された自分はお祝いしたくなった。
そこでふと天王寺に降り立って、あべのハルカスに入ると偶然このお店を見つけた。
おしゃれな佇まいのお店で、入るのになかなか勇気が要ったけど
店員さんが丁寧に接してくれて居心地がめちゃくちゃ良かった。
当然紅茶の知識なんて皆無だったので、茶葉の種類など全く分からず
店員さんに色々聞きながら選んだ。そしてそれに合うスイーツも一緒に選んでくれた。

出てきた紅茶を注いでみて最初に思ったのが「え?薄くない?」だった。
どうしても午後ティーの濃いめの色合いのイメージがあったからだ。
そして紅茶を一口飲むと…衝撃的だった。
香りが口いっぱいに広がって鼻に抜けていく。
その香りはフルーツをも思わせる繊細かつ上品なもの。
いただいた紅茶は「ダージリンF.T.G.F.O.P」
これは「香りの紅茶」といわれるほど香りが非常に強い紅茶。
上質な芯芽をたくさん、なおかつカットしないで仕上げている極上品。
そして一緒に出てきたスイーツは「ショコラテリーヌとフランボワーズジェラート」
テリーヌだけを食べると非常に濃厚なチョコですこしくどい。
そこにフランボワーズのジェラートと一緒に食べると、これがさいっこうに合う。
ショコラの甘さとジェラートの酸味。そりゃあ当然合うよなって思った。
その後に紅茶をいただくと、ショコラと紅茶の香りがマッチする。
紅茶とスイーツ両方合わさって初めて完成するんだなって思った。

これがすべての始まり。思えば、ここの紅茶をいただいてなかったら
きっと今こんなに紅茶やケーキをいただくなんてことをしていないと思う。
それぐらい衝撃的で、今でもはっきりと覚えている。閉まってしまったのが心残り。

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次はここ、場所は東京・神保町の「ティーハウスタカノ」

大学を卒業して就職した自分は、数ヶ月だけだけど東京に住んでいた。
仕事はなかなか大変だったけど、憧れの東京に住めるという嬉しさが勝っていた。
お休みの日は伊勢丹行ったり三越行ったりとか色々していた。ほんっとに楽しかった。
そして、東京にいるならより本格的な紅茶のお店があるんだろうなって思って見つけたのがここ。
実はここは東京で初めてできたティーハウスらしい。
セイロンティーを特に推しているようだったので、ホットでいただいて
スイーツにババロアをいただいた。
しっかりとした濃い水色で、苦みと渋みのなかにうまみを感じられる
非常に上品な紅茶だった。
そして、店主の紅茶への思い入れの強さは尋常じゃなかった。

下調べでサイトを見つけるとトップページに
「丁寧な暮らしをしている方はお入りください」と書かれていて
ちょっと怖気づいたのを覚えている。
要は丁寧な暮らしをすることで微妙な味の違いが分かるようになり
紅茶本来の味を楽しむことができる、ということらしい。
そして何よりもすごいのがサイト内の「高野の独り言」というページ
紅茶の思い入れなどをかなりズバズバ書いている。
ペットボトルの紅茶を「カテキンウォーター」と表現して、日本の紅茶市場を「狂っている」とバッサリ切り捨てている。
午後ティー飲んで「紅茶美味しい」って言っていた自分を完全に否定されてかなり衝撃的だった。
ほかにも美味しいミルクティーのいただき方など、ほとんど知識がなかった当時の自分にはかなり参考になった。
自分の紅茶の知識の礎になっているぐらい、今でも役に立っている。

その高野さんとお店に行ったときに少しだけ話した。
非常に丁寧な方で、改めて紅茶への想いを語ってくれた。
全幅の信頼を寄せられると思った。
仕事は異動で地元に帰ることになったけど、東京に行ったら絶対に毎回訪れるお店になっている。
自分のおすすめはキャンブリックティー。
アイスティーにミルクと蜂蜜が入っているデザート感覚でいただける紅茶なので、是非飲んでほしい。飲みたくなってきた。
そして、紅茶に興味ある人は是非ティーハウスタカノのサイトを見てほしい。

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最後はここ。大阪・堂島の「ロンドンティールーム」

「ロイヤルミルクティー」名付け親のお店。
東京にいてた頃から目星をつけていたお店で、大阪に帰ったら絶対行こうと決めていた。
そして無事に大阪に帰れて、仕事終わりに初めて訪れた。
もちろんここではロイヤルミルクティーをいただかないと。って思っていたのでイギリスのスイーツ「トライフル」と一緒にいただいた。
はじめていただいた感想は、「他のお店とは明らかに違う」だった。
紅茶がめちゃくちゃ濃い。でも渋くない。そこにミルクの味わいが入ってくる。
紅茶を作ってミルクを入れているだけでは絶対にこんな味にはならないということは素人の自分でもわかった。
テーブルの横にクリアファイルが置いてあって、開いてみると「ロイヤルミルクティーの作り方」というページがあった。
なるほど。ここでは紅茶を濃く煮出して、それを牛乳で薄めているイメージで作っているのか。
いわゆる「チャイ」のような作り方で作っているみたいだったけど、初めての自分には「そんな作り方が…」とめちゃくちゃ感動した。
あと、ティーカップがかわいいとも思った。
どこのティーカップか尋ねた。ミントンというブランドらしい。
これは欲しい!と思って色々調べて手に入れたのを今でも覚えている。
しかも生産が終わっていたから手に入れるのに苦労した思い出…。

最初に通った日から4年ほどたっているけど
今でも最低月1,2回は通っている。
数人の店員さんともすっかり顔馴染みになった。
その店員さんに「いつもの」というと
アイスロイヤルミルクティーとトライフルが出てくる。
これをいただいているときが、何よりの幸せ。

他にも行ったティールームはわんさかあるけど
特にこの3軒が強烈に印象に残っている。
おかげでかなり書き込んでしまった…。
他のお店も気が向いたら書いていきたい。

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