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あなたは普段からのど飴を食べる派ですか?

わたしは家族がのど飴を持っているのを見て「おひとつ、ちょうだい」とおねだりしているレベルで普段からのど飴を食べてはいませんね。
あ、でも、禁煙した当初はそれなりに食べていましたね。
みなさんはのど飴とどんな距離感をお持ちでしょうか?
…と言うことで、のど飴についていろいろ調べてみましたのでレポートします。

関西の「飴(あめ)ちゃん」文化

アンケート調査の「あなたは普段からのど飴を持ち歩く派ですか?」という質問に対して、「大阪在住なんで必要です」、「おっちゃんやけど、関西やから…」、「あめちゃんは大阪のおばちゃんの必須アイテムです」というフリーアンサーの回答に目がとまりました。
ん?、もしや大阪では飴は必須アイテムなのか?
こう思ってネットサーフィンしたら次のことがわかりました。
大阪だけでなく関西全般に「飴ちゃん」文化があります。
小さい頃にすねたり泣いたりしていた時、近所のおばちゃんがよく飴玉をかっぽう着のポケットから取り出して「あめちゃんあげるわ、元気出しなはれ」と慰められたなどの記述があります。
「あめちゃんあげるわ」
大阪のおばちゃんは“飴”を持ち歩いている。
実に微笑ましいですよね。


のど飴の喫食(利用)実態

飴と言えば「カンロ」。
飴のメインブランド企業がのど飴の喫食(利用)実態について調査結果を公開しているのでこちらでも紹介します。

Q:あなたは日頃からどのぐらいのど飴を食べていますか?(n=各250)
<男性>

  • 毎日:11.6%

  • 週に数回:15.2%

  • 月に数回:15.2%

  • シーズンによって:34.0%

  • 乾燥が気になるときだけ:24.0%

<女性>

  • 毎日:12.4%

  • 週に数回:26.0%

  • 月に数回:9.6%

  • シーズンによって:28.0%

  • 乾燥が気になるときだけ:24.0%

Q:1日平均でどのぐらいのど飴を食べていますか?(n=500)

  • 1~2個:64.0%

  • 3~5個:30.6%

  • 6~10個:4.0%

  • 11個以上:1.4%

Q:どんなときにのど飴を食べますか?(n=500中毎日食べる人)

  • 空気が乾燥しているとき:71.7%

  • 人ごみにいるとき:33.3%

  • 周りに咳をする人がいたとき:36.7%

  • 気分をリフレッシュさせたいとき:53.3%

  • 会議などで声を発する必要があるとき:25.0%

  • お腹が空いたとき:20.0%

  • 集中したいとき:26.7%

  • 眠気を覚ましたいとき:23.3%

ここまでの考察
「飴ちゃん文化」の話を知った後なので、個人的には思ったより、のど飴を喫食する量や頻度が少ないなぁと感じてしまいました。
まぁ、調査の対象が「のど飴」ですからね。
これが「キャンディー」とかならもっと数が上がるのではないでしょうか。
この調査でさらにおもしろいデータがありましたので紹介します。

飴に関する迷惑好意
Q:他の人が飴を食べているときに気になった経験
(n=500)

  • 飴が歯に当たる音:22.0%

  • バリバリと噛み砕く音:26.8%

  • べちゃべちゃとなめる音:22.6%

  • 甘い匂い:14.8%

  • 口の周りの唾液:3.6%

  • 特になし:42.2%

声の良さの魅力について
Q:声が良い人に惹かれますか?
(n=250:女性)

  • 惹かれる:84.8%

  • そうでもない:15.2%

Q:魅力に感じる異性の特徴(n=250:女性)

  • スタイルがいい:50.8%

  • 顔が好み:64.0%

  • 声がいい:63.2%

  • においがいい:41.2%

  • 服のセンスがある:37.6%

  • 髪型がいい:32.4%

  • 清潔感がある:73.6%

飴の食べ方で気を付けたいのは音ですね。
思った以上に気にされているようです。
そして、のど飴の効能でもある「声の良さ」は、女性に対して思った以上の魅力度を持っていました。
声の良さが顔の好みと同等の魅力度とは意外です。

出典:「のど飴喫食についての調査」カンロ株式会社調べ2019 年

https://www.kanro.co.jp/files/topics/1226_ext_05_0.pdf


のど飴事情

ここまで、のど飴の利用実態や効能などについて考察して参りましたが、調査データを見ると、のど飴はその機能価値が重視されつつも、習慣化する余地もあり、人の見た目の魅力に大きな影響を与えるというおもしろい特長が見えてきました。

そんなのど飴市場は参入商品も増えているようです。

ご覧のとおり、バラエティ豊富ですね。
これからも、「飴ちゃん」はわたし達の生活になくてはならないアイテムとして愛されていくのかも知れませんね。

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