第40号「自然体験活動×ITを真剣に考える 今求められる自然体験指導者とは?」小澤 潤平(NPO法人国際自然大学校)

 走林社中で活動するようになって4年が経ち、2045年という戦後100年の未来に向けて教育を考えるようになりました。こんなことを言うと、「何を偉そうに」といわれるかもしれませんが、走林社中で得た成果がこの「未来から考える」という能力です。
 未来予測という考え方があります。そこでは、社会は今後どうやって発展するか?どんな災害が起こる可能性があるか?そんなことが語られています。その中には、「こうなるだろう」という未来があり、例えば「自動車の自動運転」や「AIにとってかわられる職業」などがあります。こういった観点でみると、ITやデジタルというものは、未来を語るうえで切っても切り離せないものなのです。

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