「甘いもの」の食べ過ぎは人を犯罪者にもする(2)~糖質過剰や低血糖症によって人生を誤る「方程式」
■はじめに
知らないことは恐ろしい。
というか、「砂糖の害」「砂糖は麻薬と同様」といった概念は、日本では「知らない」というよりも「知らないままでいたい」とさえ思っているのではないかという人々が非常に多いようだ。
なぜそう思うのか?
私が以前からSNSなどで、砂糖の恐ろしさを訴えてきても殆ど反応が無く、まるで殆どの人々から「無視している」「スルーしている」のではないかと思えてくるからだ。
このノートの前編では、東京地検に起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助の例を挙げた。
この人の場合、甘いものや糖質摂取過多により元々精神状態が不安定で、自分に対する醜聞で親を巻き込んで命を断つという極端な行動に出たのも、そのような精神的不安定さがあったのではないか。
一般に、甘いものや糖質の摂取過剰によって低血糖症になると、以下のような状態になることが先駆的な医師や科学者の研究によってわかっている。
・いらいら
・家庭内暴力
・不登校
・うつ
・自サツ
・不安神経症
・暴力犯罪
・窃盗症
・放火
・統合失調症
・薬物依存症
・認知症
・発達障害
・不眠
・花粉症
・糖尿病
・がん
このようなことは、日本人が「普通に」口にしている食物によって容易に起こり得るということを、この後編で解説したい。
■食事で決まる体と心
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