コロナ体験、自宅療養記3。気がつくと嗅覚が!!
17(火) 、18(水)感染対策と療養============
てことで隔離生活に入ったわけですが、
家族で次々と感染してしまうケースもありますよね。
うちはシェアハウスということもありますし、
何が効果的な感染対策なのか悩みつつ、情報を集めてみました。
保健所から電話番号のSMSで送られてきた
↓<東京都の自宅療養者向けハンドブック>
なにより「菌が残らないよう、移らないように」が悩みだったので、
「家庭用洗剤やせっけんも十分効果がある」と知ったのが有益でした。
ここからは、実際にどう生活したかの具体策を紹介しますね。
【食事】
→ 家族と同居している人は、基本、個室で食べます。
食器は使い捨てがベターで、感染者専用のゴミ袋で密封します。
使い捨て食器がない場合は、家庭の食器洗剤で洗っても大丈夫です。
【トイレや洗面】
→ トイレと洗面台はシェアハウスということで2カ所ずつあるのが幸いして、感染者と非感染者で使い分けしました。
【入浴】
浴室は1カ所なので、最初の案としては感染者は赤ちゃんのおしりふきで体をふき、それを感染者個室のゴミ箱で密封。しかし、さすがに夏に続けて入浴しないのは無理。
→ 療養者ハンドブックによると、
「感染者は最後に入り、シャワーで浴室を流す」でOKでした。
【消毒】
特に気をつけたいのが、照明のスイッチ、冷蔵庫の取っ手など。
感染者専用でアルコールスプレーを持ち歩いて、何でも触るたびにシュッ!
その他、もっと細かな対策と食品などについては次の記事で。
症状が徐々に軽減してきて、ここ数日は平熱なので、
もらった薬を1日分だけ残してストップ。
これで熱が上がらなければ、自己免疫で回復できてる。
もし急に熱がぶり返しても、この残りを飲めばいいから安心。
19日(木)食料届く、しかし嗅覚がぁぁぁ!========
月曜に保健所からの電話で自宅療養者の食品が届くと聞いてから、
いつ?この調子じゃ療養期間終わっちゃうじゃんと
首を長〜くして待った日々。最初の発熱が木曜なので、もう1週間。
そんなお昼前。
ケータイに「今から届けていいですか?」って電話が。
はい。はい。いいです!大歓迎です!
お待ちしておりました。かしこ!
ピンポーン♪
お約束の置配。配達員さんたちの安全のためにね。
ガチャ。玄関前に確かにダンボール3箱!
娘もひゃっほー!と、いやがおうでも興奮してる。
けっこう重い。1箱は2リットルの水が6本。
これは、私じゃ運べないわ。
一人暮らしの療養中の人、どうしてんの?
何が入ってるかな?中身は?
ジャジャーーーン!!!
この中でうれしかったのは、おじや、ゼリー、フルーツ缶、ゼリー飲料、
野菜ジュース、ご飯パック、レトルト中華丼。
要は、しんどい時にすぐ食べられる柔らかめの物たちですね。
逆にスパゲティはとても調理できないです。体力落ちてるのに、沸騰した鍋を抱えるのも危ないですもん。第一、この量は・・・。
あと、なぜか海藻サラダ推し。小さなドレッシングの袋が10コくらいついててそれを使うのはわかるけど、マヨネーズやドレッシングも1本ずつついてるのは不要かも。
というわけで東京都さん、できるかぎり体調の悪い状態で食べやすいもので
ご一考お願いしますよ。
そんなわけで、さっそくランチはレトルトのカレーをいただき、
娘とお菓子を分けたりとテンションあげあげ。
夜は、最近レトルトや冷食が多めだったので、
健康的なご飯が食べたくて食べたくて。
ちょうど体力が回復してきたので、
使い捨て手袋をつけて、ゆっくり私が料理。
野菜の煮びたしと、海藻サラダを作った。食べたかったのよ〜。
ところがだ!
娘の好物で、私の苦手な納豆。
いつもならパックを開けただけでウッとくるのに、まったく匂わない。
試しに鼻をすぐそばまで近づけても・・・
鼻の奥になにか刺激感はあるのだけれど、
匂いって感覚がない!!
無臭って!無臭って!納豆がああああああ!!!
こ、これがコロナの嗅覚障害なの?
食欲の方は十分にあって、
味もばっちりわかるので、
あとは回復するだけって思っていたら・・・
とんだ伏兵が!ううう。
部屋に戻って、ダンスの時に使う香水を手首にふってみる。
ヴァニラの香りが、まったくわかんない。
このまま一生、匂いが感じられない人生?
いやだなーー。
今回のコロナ罹患で、一番のショック!!
淹れたてのコーヒーの香り、クッキーの焼ける匂い、
日なたのあたたかな香り、お花の華やかな香り・・・。
これから、もう味わえないのかしら?グスン
落ち込んでても仕方ないので、ググる。
いろんなサイトがあって期間もまちまちだけれど、
コロナの嗅覚障害は6割くらいの人に出るらしく、特に女性に多い。
大半は2週間から3ヶ月で回復するらしい。
うん。回復に期待しよう。さらに調べると・・・
自然に回復しない場合は、
・漢方薬(当帰芍薬散)
・嗅覚刺激療法
・ステロイド点鼻薬
などがある。
必要な人は、それぞれググッてね。
寝る前に、ヘレン・ケラーじゃないけれど、
これまでの自分が感じたさまざまな香りを頭にイメージして、
キラキラしたものが体の中に満ちてくる想像を行った。
ゼッタイ回復させてやるにゃん!
てことで、またもや続く。