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実録!コロナ自宅療養記1。PCRをすぐ受けられた理由。

まさか自分がコロナかかると思ってなかったわ〜。
聞いてない。聞いてないから!

「これがあなたの身に起こるのは、明日かもしれません」って、
日々コロナのニュースが流れても、
どこかよそ事じゃないですか? 私もそうでしたよ!

同居の娘とも「コロナになったらどうする?」
って話合いをしたことはあったものの、
「コロナ=死、肺が真っ白」というイメージが強すぎる娘。
感情的になって平行線でした。

今は誰がコロナにかかってもおかしくないパンデミック。
イザって時、結局必要なことって何なの?

いろんな手記にPCR陽性から始まってたりするけど、
本人の苦しいストーリーよりも、
「どんなことが必要か、どうやって乗り切ったか」のディティールが知りたい。

たとえば「どうすればPCR検査受けられるのか
わからない人も多いんじゃ?

具体的に必要なもの、案外不要なもの等々。
今もうコロナかかって急いでる人は、
グレー地アミの部分だけ拾い読みしてください。
私の実体験がお役に立てば幸いです。

8/12(木) 発熱===============

午前中から体のふしぶしに関節痛。疲れかな?
15:30ころ、あれ、なんか熱くなってない? 

17時ころに測ると、37度少し。
夜に向けてだんだんと上昇して、38.9度に!!

熱さまシートを額に貼り、
両脇や耳の下にタオルに巻いた保冷剤をあてて熱を下げました。

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 → 熱は、写メで記録するのがラク!紙とペンで時間をメモる余裕なんてない。写真なら何時に撮影したかデータが付随するので便利です。

体中の節々が関節痛、はちまきで縛り付けたような頭痛、
ノドの痛み、ふらふらする。しんどい。

ともかく、これコロナなの?
 → 都の発熱相談センターに電話したものの、
夜ということもあって、つながらない。

ええっと、どうすればいい?
明日は金曜だけどお盆だし、土日は病院も休み。
もし急変したりしたら・・・と不安は増すばかり。
ああ、一刻も早くコロナかどうか知りたい!

というのも、シェアハウスを運営していて、
新しい方2人が入居予定でした。

しかも、うち1人は・・・3日後!もう夜なので2日後?
入居早々コロナでお迎えするわけにいかないし、
入居自体キャンセルになるかも。なんとかしなきゃ!

 → てことでググッて、抗原検査キットを発見。

・妊娠判定薬のように、15分で自宅で検査できる。
これで陽性の場合、PCRも追加で受けられるというもの。
正確さは多少劣りますが、これならともかく簡易判定ができるわけです。
アマゾンなどで1000円〜4000円くらい。
土日祝日や、混んでたり予約待ちでPCRが受けられない場合に便利。
最も早い発送で翌日着のものを見つけて注文!


・実は去年3月末、ヨーロッパで生活するつもりが、コロナの蔓延で国境封鎖。仕方なく日本に緊急帰国して、空港の入国審査を目の前にしてPCR検査が必須でした。

ところが、その結果がいくら問い合わせても返事がもらえないんです。
その後、全身に痛みが走る体調悪化で、
病院にかかるにはどうしてもPCRの結果が必要とのこと。
娘が連日の電話や空港まで行って直談判などしまくっても、
「待ってください」一辺倒の答え。

そして1年半経った今も・・・まだ結果が出ていない!という、
水際対策のていたらく(混乱)ぶり。
1年半ですよ、1年半。PCRで(笑)。

そのときのことはこっち↓で話してるので、めっちゃヒマな人だけ見てみてください。

結局、痛み止めなしでは生活できない症状で、
まだリモート診察の法案すら出ていなかった頃。

政府もオリンピック延期決定前だったのでPCR検査数を抑えまくって、
「検査を受けられないまま死亡」ってケースが続出していました。

いくつもの病院に電話で窮状を訴える中、
なんとか保健所のPCRが受けられて陰性!
やっと病院にかかれるようになった記憶があって。
その検査も、指定された日まで数日待ちました。

というわけで、なかなかPCR検査を受けることができないという不安が
胸に渦巻いていました。

 → そこで抗原検査キットを最速で注文したわけです。
3日後入居予定の方などに、とりいそぎ延期のお願いメールを送信。
熱と痛みにうなりながら一晩を過ごしました。


8/13(金) PCR検査=================

・朝一から娘が電話してくれる。
都の発熱相談センター03-5320-4592が、ずっと話し中。
あとで知ったが、この日、東京都は史上最多の感染者数5,773人を記録した日だった。

 → そこで、○○区 コロナ 発熱」で検索。
地元の相談センターが見つかり、比較的すぐ電話がつながった。

これって、案外ウラ技じゃないかな? 都じゃなく区!
つながらない電話でイライラ&絶望したら試してみて。

しかも地元なので情報が細やか。
お盆でお休みの医院が多かった中、おかげでできるだけ自宅から近いPCR検査できる病院を紹介してもらえました。

・幸いにも歩ける距離の病院に電話予約。すぐにPCR検査へ。
これまで2回PCR受けてきて、陰性。まぁ、今回も大丈夫じゃないの?
しかし、3回めの今回がめちゃくちゃ痛かった。

看護師さん、鼻の奥にぐいぐい突っ込むんだもん。

「イ、痛タタタタ、痛い、痛い。イタタタタ!!」
恥ずかしいほど声が出ても、容赦はない。

「はい。ガマンしてくださいね〜」
できたら、してるからぁぁ!

まぁ、前の2回は痛くなかったので、PCR初めての人は怖がらないで受けてください。どういう人に当たるかはロシアンルーレットです。

お医者さんは感じのいい先生で、発熱や痛みを抑えるお薬をいただく。

検査費は公費で無料とのことで、診察に2000円くらい、お薬代に1000円くらいでした。
コロナ初期はPCR受けるのに自費で4万円かかった時期もありましたね。
今はお金の心配はありません。

■実体験でのまとめ

・PCRは、平日であれば"すぐ"に近隣の病院で受けられる。
 2020年のように断られたり、数日待つ心配はありません。 
 発熱者は公費でPCR検査は無料。診療代はかかります。
もっと急ぐ人は、抗原検査キットを。

・ともかく発熱相談センターに電話すること。紹介してくれる。
 「地域名 発熱 相談」などで検索して、地元で相談を。

・悪いことは言いません。薬はもらっておきましょう。
 陽性だと、病院や薬局への外出はできなくなります。
 熱の苦しさや体の痛みを軽減してくれます。
もしくは市販薬の常備を。解熱・鎮痛剤、咳止めなど。

 → というわけで、熱が出たら、しのごの言わずに
「PCRは地域の発熱センターに電話すれば、病院を紹介してもらえて、
すぐ受けられる!薬も忘れずに」でOK。
※東京都の場合です。地域によって状況が違うとは思います。

この日、熱はだいぶ下がって37度台。
とはいえ、頭痛・関節痛・ノドの痛みが強い。
咳、倦怠感もあって、終日ぐったり。

でも検査が受けられたし、あすは結果がわかるので一安心。

8/14(土) 結果判明!!================

検査翌日。指定された時間にドキドキしながら電話した。

熱って言ってもギリ39度以下だったし、今日はもう37度台。
呼吸も問題ない。味覚もしっかりしてる。
てっきりただの夏風邪かインフルに違いない。



電話口から響くお医者さんの声
「コロナ陽性、出ていますよ」

・・・・陽性だってよ!

ええっと。マジで言ってます?
だって、熱だって低めで、たった1日だけでしょ。
今日はもう37度台だし、
なんなら去年の夏風邪の方が40度出てもっとキツかったし。

こんなんでコロナの仲間入りしていいんですか!?

って言葉が、頭の中でとぐろを巻く。

実際はノドが痛くて苦しくて、先生が説明する今後の手順に
やっとこ「はい」が精一杯だったけどね。やっぱダメじゃん。

ちーん。積んだ。


電話を切って娘に報告すると、
したり顔で「やっぱりね。なんかふつうの風邪とは違うと思った」と
得意げにしている。

いったい何の根拠でだよ?

・保健所から連絡が来るとのこと。
・コロナの特効薬はないので、今の薬はそのまま飲んで症状が落ち着くのを待つ。
・熱は終日37度台でしかないのに、全身だるいのなんの。なんで?

あわわわわ。これからどうなんの? つづく。

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