タネ。
2023年のテーマは、ふたたび
「生きる希望のたねを見つける」
2019年くらいが、「今を生きる」や「生きようと思って生きる」など
「生きる」が大きなテーマだった気がする。
あれから、楽しい、うれしい、喜びはいくらもあり、それらを一生懸命に追いかけてみよう、夢中になってみよう、ていうのを意識してみた気がする。
それで、なんか一生懸命に楽しいことや明るいことを意識してみてがんばってみても、けっこうつかれるし、ふつうにめんどくさくなるな~いろいろと思った気がする。
それで、’ふたたび’
といっても、どうする、こうする、てイメージがとくにあるわけでもない。
とりあえず、月に一つは「新しいこと、にがてなこと」をやってみようと決めた。
やったことないけどできた、にがてだけどできた、というのは自信につながってよいのでは、新鮮で楽しい気持ちにいっぱいなれるのでは、とおもったのだ、きっと。
1月は毎日目標つくってふり返りして、
2月はスノボーへ行って、ケーキもほぼはじめてつくったし、CMT(コンパッション・マインド・トレーニング)のセッションを受講して、集中して体系的に学んだ(めずらしく)
3月はハウスメイトとちゃんとケンカしたのが印象深く、コーヒーのドリップをやってみたり、料理のレパートリーが増えたり、たっぷり泡立てて身体を洗うようになったり、QOLがあがった。
4月は友人企画のアートを楽しむ酒場「パブ・ダンダンス」にて、写真集をスライド上映したのがすてきな挑戦だった。
うん、月に一つ以上「新しいこと、にがてなこと」をやってみようというのは、いい試みみたい。
*背景
「生きる希望のたねを見つける」
というのは、
主にまともに生活していけるのか?という不安や自信のなさが、
大きく心身を圧迫してなにもやりたくなくなることへの危機感のようなものから生まれたテーマな気がするので、
不安を減らしたり自信を育んだりこつこつできることを増やしたり、
そういうのが大切そうである。
かといって
「生活基盤を整える」「自立した社会生活」といったテーマだと、
ただえさえ年がら年中それらを考えて不安で苦しくなって重たくてしょうがないのに、よけいに重たくなりそうだから、なんかちがうなっておもったのだった。
「安心して楽しく生活する」はたしかに一生のテーマではあるが、
「まだみたことがない、目の前に次から次へとやってくる未知のなにかを楽しんでいく」、ただ生活をつくっていくというよりは、そういったイメージなのだ。
人生は偶然の出会いによってつくられていくし、今の生活や性格はたまたまそうなった面がたぶんにあるな、と思うようになってきたのだ。
うまく言えないけれど。
自分の人生や生活のうまくいかなさだけを考えて悩んで生きていたくもないなぁ、たとえうまくいかなかったとしてもそれはそれとして、
今、明日、未来のどこかで、誰かを支えたり助けたりすること、社会をともに作っていくことは、できるかもしれない。
自分の人生や生活に対する自信のなさは抱え続けたまま、とりあえずコツコツ、生活をすこしよくすることはもちろん、社会をすこしよくするかもしれないことも、積み重ねていきたいなと思ったのだった。
毎日、毎日、いろいろ、いろいろ、あーだこーだと考えたり感じたりしまくった集積で、発酵している途中かもしれないし、なにがどうつながっているのか自分でもよくわからなくて、うまく言葉にできないのだけど。
*タネになりそうなもの
いろいろ、学びたい欲は増えているな。
社会問題について、どうしたら社会をよくしていけるかについて、どんな困りごとを抱えている人がいるかについて、どうやったら困りごとを抱えた人に寄り添えるかについて、
この矛盾だらけの社会で自分をどう捉え、絶望せずにどう生きるかについて。
同級生がどんどん仕事でスキルを身につけていっている中、経済的自立もままならない中で教養ばかり(行動より知識ばかり 経験のない知識はなにも学んでいないのと一緒だ)身につけるのはどうなんだろう、バランスがわるいなと思いながら、
ひとつひとつゆっくり、コツコツ、よさげなものを積み重ねてゆく。
こうして文章にしていくのも、インプットしたものをアウトプットしていく点で、よい気がする。
それから、コツコツ、習慣をつくっていくこと、かな。
練習や訓練、好きじゃなかったんだけど、
CMTでずっと講師のかっぴーが、「もう皆さんは、じぶんや他者へのコンパッションをたくさん身につけていらっしゃると思うので」ってにこにこしていうから、そうなのか~それはいいもんだな~
とおもって、訓練がにがてでなくなったし、育むってすでにやっていることなんだ、てハードルが下がった。
「まだまだだ、できてない、にがてだ…」って割とすぐおもっていたけど、
ゆっくり、こつこつ、育んでいるものってあるのかもしれない。
それに、長い人生においては、ゆっくりコツコツ、何か月もかけて育んだ力が役に立つことは、いっぱいありそうだ。
はたらく自分、稼いでいくこと、不安やいろんな感情と仲良しになること、
いろいろ、ゆっくり、はぐくみ中。
遊びもいろいろ、育んでいくのにいいなと思う。「パブ・ダンダンス」でアートを出展してみるとか、お料理のお手伝いを各所でするとか、こうやって遊びに文章書いてみるとか。
なにがいつどうつながるか、わからないのだから。
次の予定があるので、いったん、こんなところで。
またなにか、書いていこうと思う。
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