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あれから半年が経って。

85%のワクワクと15%の不安を抱えつつも、
まだ慣れないZOOMを見つめたあの日から半年。

BackpackFESTA翌朝。
普通のJKとして学校に向かう。

…つもりだったけど、あの興奮を経験した
昨日の今日で切り替えるのは
ちょっと無理があった。

学校の前に、もう美味しいところが終わって
皆が疲れ果てて眠っているであろう
打ち上げ会場に顔を出す私は
かなりの馬鹿なのかもしれない。

そんなことを電車に揺られながら考えていた。

活動を終えた今、考えることは沢山ある。
「入ってみてどうだった?」
そんな質問に簡単に答えられるほど
考えはまとまっていない。
どうだった!と私があーだこーだ話すのも
ナンセンスな気がする。

考えはまとまってるけど感情はある。
まとまってないけど1位は分かる。
てわけで今は、それを書いてみる。

TABIPPOと出会った日。
あの日に感じた心の震えは今でもよく覚えている。
ここから何が始まるんだろう?
どんな素晴らしい人たちが待っているんだろう?
そう思った。

でも、今考えるとこの時の私は
大きな勘違いをしていた。

あの時の私はTABIPPO学生支部を
すでに完成したものとして見ていて、
そこに"参加する","成長させてもらう"
という気持ちでいた。

でも実際のところ、学生支部は。
少なくとも東京支部は

超!すごく!とてつもなく!!

未完成で、何を持って成長なのかも
わからない状況だった。

正直、絶望に近い感覚だった。

でも、それでも辞めなかった私がここにいる。
なぜやめないでスタッフを続けられたのか?

それは他でもない、
仲間のおかげだったりする。

ものすごく典型的でクサくて、
私はあんまり使いたくない表現だけど、
この「おかげ」というのは、
「やめたい」という言葉に対して
素晴らしいアドバイスや激励をもらった
とか、そういう意味ではない。

キックオフ直後、
とにかくいろんな人と連絡をとった。
1on1したりLINEしたり..
そうして繋がりを作った。
友達、親友のように仲良くなった人
一緒に何かを作りたいと思う人
尊敬できる人などなど、
繋がっていたいと思う人ができた。

その結果、
活動がどんなに嫌になっても、
MTGに出たくなくても、
みんなには会いたいから出る。

やめたいけど、みんなとの繋がりは
消したくないからやめない。

たとえ自分の活動に自信をなくしても、
「入らない方が良かったんじゃないか」
と思っても、
みんなと出会えたことについてだけは
どんな時でも自信を持って
「どうだ、いいだろ〜!!」と言えてしまった。

ある意味、みんなとの繋がりが呪縛となって
私を活動から離してくれなかったのである。

そしてもう一つ。
できるだけ目を向けたくなかったけど
目を向けなければならない事実があった。

私が勝手な欲求に従って
何もしていない今も、
やる気の有無に関わらず
動き続けている人がいる
という事実。
知らない間にイベントが開催され、
毎週mtgは行われ、
mtgに出ていない人のために
メッセージを送り続けてくれている誰かが
同じチームの中にいる。

帰れる場所を作ってくれているみんなを
裏切りたくない。
そんな想いが自分の中に浮かんでいた。

だから私はやめられなかった。
だからみんなのおかげなのです。

あの日、あの人と会っていなければ
あの人にLINEしていなければ
あの人と話していなければ
私は今、繋がりを持っていなくて、

繋がりがなければ
今頃活動から離れて、
こうしてnoteを書くことはなかったと思う。

誰のどんな言葉が
私を繋ぎ止めた訳ではないけど、

私に言葉をかけてくれたり、
行動をしてくれた人。

直接的には関わりがなかったとしても
私の心をつき動かしてくれた、
想いのこもったツイートやnote。
誰かの活躍。
それこそ、
居場所を作り続けてくれた人の存在。
間接的な衝動を忘れてはいけない。

このどれか1つでも欠けていたら、
今の私はなかったのかもしれない。
あぁして感動することはなかったのかもしれない。

だから、感謝を。
ありがとう。みんなに出会えてよかった。

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